500マイル(500本目の記事)

題名どおりである。没にした記事もあるから本当はもっと書いているけど、当ブログに現存する記事ではこれが500本目。2018年の10月に開設してから2年半以上経った。もはや自分の人生の一部になってしまっているブログである。2年半前までの自分が、このブログをやっていなかったなんて信じられないほどだ。テキストを書くことができて、それをネットにアップできる、という2点が揃っている限りは、死ぬまでやめないつもりのブログ。末永く続けるためには運営にストレスがあっては決してならない。初心に返って1本目の記事を読み返すと、こんなことを書いている。

独りよがりのテキストを書き散らす場所がほしくて、いまさらブログを始めることを思いついた。ソーシャル要素のない、書くだけの場所。コメント欄も設けない。独りよがりとはいえ、礼儀は大切。読んでくれるひとを不快にするようなことは書かない。(中略)自分にとっていちばんストレスのない、楽なやり方を模索していく。

これを書いた頃がもう遠い昔のようだ。自分はすぐに思い詰めてどんどん勝手にストレスを溜めていく、独り相撲では横綱級のタイプだけど、最初に書いた「自分にとっていちばんストレスのない、楽なやり方」に徹したおかげで、あれから記事を500本上げても、文章を書くことに関してストレスは溜まっていない。ここは本当に当初の方針からぶれないように気をつけているつもり。ただ、最近は一部の記事がネット検索の上位に出てくるようになってきて、そちらから読んでくれる人がだいぶ増えたようだ。これは本当に有り難いことだと思う。ネットに文章を上げた以上、もちろん読まれたい。でも、読まれたい欲が昂じて、どうしてこれは読まれるのにあれは読まれないんだとか、そうなってしまってはストレスなのである。ここはソーシャル要素のない、書くだけの場所。今後も自分の書きたいことだけを書いて淡々と記事を上げていきたい。何千人に読んでもらえれば当然嬉しいけど、一人にしか読まれなくても全然いい。もしその一人が自分の記事を読んで不快に思わず、「ふーん」となにがしかを感じてくれたのなら、その記事をネットに公開した意味は大あり、大成功である。ここは改めて肝に銘じたい。

500というと思い出す歌はやっぱり「500マイル」。自分はHISによる日本語カバーがとても好き。昨日の記事でも触れた細野晴臣と、忌野清志郎、坂本冬美の3人の頭文字を取ってHIS。清志郎は訳詞家としても本当に天才だと思う。「ひとつ ふたつ みっつ よっつ 思い出数えて 500マイル」「抑えて 抑えて 抑えて 抑えて 悲しくなるのを 抑えて」と、言葉をしんしんと静かに積み重ねることで、書き写しているだけでも涙が溢れてきそうなほどの悲しさを表現している。原詞だと「A hundred miles, a hundred miles…」と距離が100マイルずつ増えていって、故郷からどんどん離れていくつらい気持ちを歌う部分。清志郎の訳詞はこれをそのまま日本語にするのでなく、原詞の静かな雰囲気は継承しながら自分の言葉でさらに痛切な悲しみを綴っている。こういう長調でしみじみ悲しいことを歌う歌が自分は本当に好きなのだ。

この動画では「悲しくなるのを」のところを「泣きたくなるのを」と歌っている

「500マイル」があれば「2000マイル」もある。数年前に西友のクリスマスBGMに選ばれて、店内で聴いた記憶もあるプリテンダーズの曲。これもほんとにいい曲だ。次のマイルストーンは1000本目かと思っていたけど、2000本書かなければダメか。そんなに書けるかな。何年後になるかわからないけど、もし2000本記念の記事が書けたら、そのときはまたこの曲を貼ろう。

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