「All Things Must Pass」発売50周年記念、タイトル曲の2020年ミックス

1970年11月27日に「All Things Must Pass」が発表されてから、2020年の本日で50周年。今朝Spotifyを開いたら、ニューリリースのところにジョージが。タイトル曲の2020年ミックスが記念日に合わせて公開されていた。


さっそく聴いてみたら、ジョージのヴォーカルがぐぐっと前に出ているのが一聴してはっきりわかった。1970年のオリジナルミックスを聴き直してみると、アルバム全体に言えることだけど壮大なボリューム感を重視したつくりになっているので、ジョージの声もその要素のひとつとして控えめにミックスされていた。ヴォーカルの細かいニュアンスは「音の壁」の彼方に埋もれていたのだ。2020年ミックスでは、ジョージの声が生々しく前面に出て、特にコーラスで「All things must pass」と歌うジョージがすぐそばにいるように感じられて、こんな風に歌っていたのか、という発見があった。

あらためてオリジナルを聴くと、イントロのブラスの音もこんなに小さかったんだなあ、と驚いた。70年のフィル・スペクターによる「音の壁」ミックスでは全体としての壮大な世界観をあくまで重視、今回の2020年ミックスでは50年越しに神秘的な霧が晴れて、ジョージ個人にぱっとスポットが当たった感じ。アルバム発表50周年の今日、ジョージがぐっと近くに感じられるミックスでこの曲が聴けるのは嬉しい。

ジョージの命日は明後日、11月29日。2001年に亡くなったジョージ、来年で没後20年になってしまう。ここ数日はジョージの曲をいつもよりたくさん聴いている。今月いっぱいは、ジョージのことをいつもよりたくさん思って過ごす。

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2017年3月、ティーンエイジ・ファンクラブ来日公演を観に上京したついでに堪能できた、本秀康氏の壮大なオール・シングス・ジャケット・コレクションより。ジョージの名前が中国語表記では「喬治・哈里遜」となることを発見。

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