Come Sunday

今日はキリスト教の復活祭、イースターの日。近所を散歩していたら、いつもは静かな教会のそばを通りかかったときに珍しく歌声が聞こえてきて、その日だったと思い出した。前に書いたように、自分の母は都心近くの教会に勤めている。母は元からクリスチャンというわけではなくて、26年前のイースターに自身の意志で洗礼を受けた。東京に緊急事態が宣言された週末、教会はどうしただろうかと思っていたが、イースター礼拝は教会からオンライン配信で行われ、自宅で説教を聞き、賛美歌を一緒に歌い、涙を流したとのこと。

教会の特別な日曜日ということで、「Come Sunday」を思い出した。チャーリー・ヘイデンとハンク・ジョーンズによる、自分にとって心から大切な一枚である「Steal Away」の続編で、2010年2月録音。ハンク・ジョーンズが91歳で亡くなる数カ月前である。こちらも本当に心の奥底まで届いてくる演奏の数々。このアルバム、買ってすぐパソコンに取り込み、ライナーをほとんど読まずに音ばかり聴いていて、作曲者の情報などがよく頭に入っていなかった。タイトル曲である「Come Sunday」は、黒人霊歌でも賛美歌でもなく、元はデューク・エリントンの作詞作曲で、1958年にマヘリア・ジャクソンが歌って注目を浴びることになったという。歌詞を読んでみる。「日曜日が来れば、主は苦しむ私たちに安らぎと慰めをくださる。私たちが待ち望む、日曜日が来ますように」……今はとてもしみる言葉。今日も日曜日だけど、最近は曜日の感覚もあまりなく、毎日が心の安まらない日曜日みたいな日々。心から安らげる、日曜日が来ますように。

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