めまい、その後

先日、めまいがすることについて記事を書いた。そのうち治るだろうと放置していたが、今日に至っても同じ状態。日常生活に危険があればすぐ診てもらうべきなんだろうけど、とくに支障はない。主に寝起きの時とか、こたつを出入りする際などに、ぐるぐるっと。もうこの状態に慣れてしまい、不意に平衡感覚が変調して世界がぐるぐる回り出す感覚が嫌いじゃなくなってしまった。ちょっとした酩酊感というか、遊園地感というか、少し楽しくすらある。ほんとにアホだと思うけど。

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ぐるぐるアートワークでもうひとつ思い出したのがジョン・レノン「イマジン」のアナログの内袋。ぐるぐる見づらい渦巻きクレジットを見ていると、ベースは全曲クラウス・フォアマンが弾いている。言わずと知れたハンブルグ時代からの仲間、「リボルバー」のアートワークの作者、ジョージの特別な親友、その他諸々。こないだの命日に見たコンサート・フォー・ジョージでもベーシストの一人としてステージに地味に登場していた。あのさりげない存在感が素敵である。近年の渋い白髪のクラウス、とても格好いい。このアルバムでのジョージのスライドギター、自身のソロアルバムでの演奏とはまた違ったブルージーなもので、ものすごく良い。とくに「Gimme Some Truth」のソロは音色・フレーズともに完璧で、神がかり的。ジョージに憧れるギター弾きとしても非常に重要なアルバムなのである。

先日、この「イマジン」のアナログを何気なく引っ張り出して何年かぶりにちゃんと聴いた。そのあと何気なくアルバム情報をぐぐっていたら、ちょうどその日が「Ultimate Collection」4枚組の発売日。イマジンがらみの大きなリリースがあったなんてちっとも知らなんだ。またまた何かの巡り合わせを感じてしまった。Spotifyにも上がっていたけど、アルバム聴いたばかりなのにその全貌に取り組むのは重たすぎて、とりあえず「Crippled Inside」のテイク6だけ聴いた。ジョージのソロが違うというので、まずそれだけはチェックしたかったのである。基本的な演奏はアルバム収録のテイクと同じ。ジョージのギターも歌に絡むオブリガードは同じだけど、ソロはたしかに違う。ここではアドリブで弾いたけど、後でフレーズをきちんと考え直して差し替えたんだな、とわかった。ジョージはソロを指癖でやっつけずに、曲に最適なものを考え抜いて作曲するタイプのギタリスト。

千葉県内の小学校に通っていた小学5年生の頃、姫路から来た男性担任が「イマジン」の歌詞を書いたプリントをクラス全員に配ったのを今でも覚えている。当時はたいして感銘を受けなかった。世界じゅう皆が平和に暮らすのが一番、当たり前じゃんそんなの。戦争はすでに終わった過去のこと、もう繰り返されることはない、はるか遠くの出来事に思われた。未来永劫にわたって同じ過ちを繰り返さないこと、それは当たり前では全然なかった。近年はこの歌詞について思うことがたくさんある。やはり、夢は世界平和。

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