台風は間一髪逃れたのだが

今回出張の帰国時は台風のことが心配だった。前日までの予報では、帰国便が成田に着く頃にちょうど直撃かもしれなかったのだ。実際に台風が空港に来たのは、自分が無事に着地して空港を去り、自宅に戻って寝ていた頃。翌日は朝から台風のことが大きく報道されていた。前日の帰宅時に通過した総武本線の駅は暴風を受けて屋根がめくれあがり、空港からの足は台風被害ですべて運休。成田空港は「陸の孤島」状態で大変なことになっていた。もし帰国便が一日遅かったら、自分は帰宅できずに空港の床で一夜を明かすことになっていただろう。想像するだに恐ろしい。それでなくても十分くたびれて帰ってきたのに。自分はつくづく運に恵まれていると思う。千葉県内では今日もまだ電気や水が供給されない世帯がたくさんあるらしい。残暑が厳しいのに何ということだろうと、ニュースを見るたびに心が痛む。自分は千葉県内の小学校に3年半通い、そのときの体験は自分の大切なベースになっているし、以後も千葉とはたくさんの縁があるので、他人事とはとても思えない。被災された方々が一刻も早く普段の生活に戻れますように。

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帰国便から眺めた成田空港近くの綺麗に稲刈りがされた田んぼ、台風襲来前日の穏やかな風景

そんな恐ろしい台風と鉢合わせすることなく、何事もなく家に帰れた幸運は本当に神に感謝したいのだが、帰宅してからの自分はまったくふらついてしまっている。帰国後の逆時差ボケがまだ治らない。自宅に戻って一日は休養し、翌日は出張の後処理や軽い仕事と諸々の雑事。その次の日(昨日)はいきなり朝からフルタイムのタイトな案件をぶっ込まれた。なかなか疲れが癒えず、うまく眠れない。アメリカ出張のときは、時差ボケで眠れないときに効くと教えてもらったメラトニンというサプリメントを常備している。メラトニンは睡眠薬ではなく、体内で自然に分泌されるホルモン。体内時計と同調していて、夜になると分泌量が増えて眠りを促すのだが、加齢によって分泌量が減るという。だから、華麗なる加齢を確実に遂げている自分にはメラトニンのサプリは有効なのである。これを今回は日本で飲むようになってしまった。こんなことは初めて。

たぶん来週にもなればこんな出張後のゴタゴタも次第に収まって穏やかな日常に戻り、日がどんどん短くなって、本格的な秋になっていくのだろう。色々なことが起きては波紋を広げていくが、ゆったりと進む川の流れを離れることはない、日常もそんな風に流れていく、というボウイの「Changes」の歌詞を思い出す。

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帰国後、様子を見に行った近所の蓮スポットでは、花の最盛期をかなり過ぎた9月に入っても美しく咲く花が見られた。毎年観察しているここの蓮、今シーズンはどういうわけか例年よりずっと小規模な生育ぶりで残念だったのだが、自分が帰るまで咲き終わるのを待ってくれていたように思えてうれしかった。

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