瞬間記憶喪失 陰から陽へ

8月に入って、長かった梅雨がようやく明け、夏が来た。梅雨明け宣言などなくても、明けたな、というのは明らかにわかるものだ。木曜日の夜遅くに断末魔のような大雨が降った後、金曜日の朝から空気ががらっと変わったのである。ダイナミックに季節が変わった途端、もう先月末までの長梅雨のことなどすっかり忘れてしまった。まさにジョージの「Blow Away」の歌詞そのもの。「もう思い出せない さっきまでどんな状態だったか/瞬間記憶喪失 陰から陽へ」である。


梅雨明けとともに息子の小学校も2週間半の夏休みに入った。季節の上では夏になっても、人間社会における今年の夏はいつもと違うわけで、夏休み入りも例年より遅いのだが、暮らしている地域では元から夏休みが短いので、それほどばっさりとカットされた感じはしない。今年の夏は父の農園にも行かなければ、アメリカ出張もない。春から変わらず、ずっと県内で過ごすことになるだろう。県から出なくても良いところがたくさんあるから、山登りをしたり、牛に会いに行ったり、のんびりやるさ。

3~4月にあった一連のいざこざで、ある近い親族と音信も行き来もぷっつり途絶えてしまっている。こちらは酷いことをされたと思っているし、向こうも同じように思っているようだ。現状のままでいいとは思わず、心にずっと引っかかっているが、今のところどうしようもない。こういうことも、4月にいきなりそうなったのではない。思い返してみれば長年の積み重ねである。一個の人間としてはその日その日で暮らしていきたいけど、人間関係は歴史の蓄積だなとつくづく思う。でも、こういうことも季節が変わるように、ぱっと忘れられればいいのに。

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