「いいね」や「悲しいね」よりもグラサンがいい理由

3週間のリモート仕事も明日で最終日。長かったような、あっという間だったような。仕事仲間とのやり取りに使われるチャットツールも、だいぶ使いこなせるようになった。前の記事では、書き言葉をベースにしたコミュニケーションがつらいということを書いたが、その発言に色々なリアクションのマークが付けられることで、けっこう気持ちが和らぐことを発見した。終業時間になってお疲れさまの挨拶をすると、メンバー全員が「Good Job」のマークを付けてくれる。もちろん自分も全員に付ける。そんなことでも、よし、今日も仕事をしたぞ、という気持ちになれるものだ。毎晩、仕事が終わった時刻に「お疲れさまでした、明日もよろしく」なんて判で押したように同じテキストを書くのもだんだん嫌になってくるのだが、その発言にグッジョブマークを付け合うのは、何だかいい。

グッジョブのほかにも、仕事用ツールらしく「了解」とか「同意」とか「ありがとう」とかいったリアクションもあるし、グラサンとかお団子とか不思議な可愛いキャラとか、お遊び系のマークもたくさん用意されていて、やり取りの締めにうまく使えば、和んだり笑ったりして会話を終えることができる。自分は発言に絵文字を入れたりするのも苦手なので全然やらないが、相手の発言へのリアクションに色々なマークを使って遊ぶのは抵抗なく楽しめる。マークは意味不明なやつのほうがいい。SNS定番のリアクション「いいね」は、付ける方は「見たよ」ぐらいの意味合いで付けているとよく言われるが、自分はどうしても何らかのジャッジと受け取ってしまう。「いいね」の総本山、Facebookでは、ほかに「悲しいね」とか「ひどいね」みたいなリアクションも選べるようになったけど、あれも自分は好きではない。感情のぶつけ合いはまっぴらだ。感情や好き嫌いよりも、グラサンやお団子をやり取りする方が余計なことを考えずに済んで楽しい。

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それにしても、リモートでのチーム仕事というのは、その場で同じ空気を吸っている者同士のサポートがない分、うっかり一歩踏み外せば奈落の底という恐怖感が常につきまとって、環境には慣れても緊張はほぐれず、精神的にはとても疲れた。明日で終わってまた普段のトム少佐の日常に戻れるのはほんとに良かった。

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