食べたいものを食べて、住みたいところに住む

三が日が終わった今朝、正月モードの食事を終えた。甘ったるいおせち料理が全然好きではないので、自前で作る正月料理は雑煮だけ。関東育ちなので、白味噌ではなく醤油ベースのすまし汁に四角い焼き餅を入れて食べる。それ以外の形のお雑煮があるとは、最近まで知らなかった。自分が作るのは、あり合わせの具を煮るだけで特に決まった形はないけど、鶏もも肉は必ず入れて、三つ葉を散らす。下の写真はお餅と三つ葉を入れる前の鍋の中。

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鶏もも肉のうまみがたっぷり出たおすましに、正月にしか買わない三つ葉を散らしていただくお雑煮は美味しくて好きだし、自然食品店を営む親族が毎年、上等な白米と玄米のお餅をくれる。それでも、お正月だからと毎日食べていると三日目でもう気が滅入ってしまう。昨日、1月3日は正月らしいものを一切食べずに過ごした。お餅と一緒に伊達巻と昆布巻をもらっていて、それも今朝食べきって、余ったお餅は冷凍庫に入れて、正月料理モードが終わって何だかほっとした。本当に正月は苦手なのである。それでも、いいお餅をもらえるし、日本で暮らしている以上は三が日ぐらい少しは世間並みのことをしたいし、しなければならないとも思うのでやっている。経済的に困窮してお餅どころではない人も、特に今年の正月はたくさんいることはわかっている。十分恵まれているのに、まったく贅沢な不満を述べているだけ。自分がしんどく思うのは、そのとき食べたいものを食べずに、正月だからと決まったものを連日食べなければならないこと。

元々苦手な正月、今年はそれに加えて、もう繰り返しここに書く気もしない問題にずっと心を縛られている。食べたいものを食べずに、住みたくないかもしれない場所に住むことをずっと考えていたら、新年から心がとても疲れてしまった。今年は東京の実家に年始の挨拶に行けなかったので、元旦の正午にパソコンの前に集まって、リモート「あけましておめでとう」をやった。両親には、こんな時なのだから焦らずゆっくりやりなさいと言われた。そう言われても焦らざるを得ない状況ではあるけど、苦し紛れに早まった決断をしても誰も幸せにならないのは確か。食べたいものを食べ、住みたいところに住む自由を自分は持っている。有り難く大切な自由だ。

「やりたくないことは、やらなくていい」。このことを忘れないように、ここに書いておく。今年の自分には特に大切な言葉だから、改めて心に刻む。

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