引っ越しが少しだけ延びた

今朝、引っ越し屋さんに見積もりに来てもらって、引っ越しの日が確定した。3月下旬を予定していたが、例年の繁忙期に加えてコロナ禍の影響もやはりあるようで、3月中はすでに予約がかなり詰まっていて、目玉が1kmぐらい飛び出るような金額を提示された。できれば3月中が良かったが、4月になれば引っ越し業界も落ち着くということで、4月初めに延期。これで目玉の飛び出し距離も当初よりはだいぶ落ち着く金額に下がり、さらに自力で何とかなるところはやることにしてコストを削り、「勉強」もできる限りしてもらい、それでOKとした。もっと徹底して安値を狙いたければ他社にも相見積もりを頼むのだろうが、また何人もの担当者を自宅に呼んで、散らかった家の隅々まで開陳するようなストレスを背負い込む気力がもうない。これまでの人生で引っ越しは何度も経験したが、近距離ならば新居と旧居を往復して少しずつ進めることができた。家財すべてを一気に運ぶ長距離の国内引っ越しは初めてのこと。昨晩は引っ越しへの不安がどんどん膨らんだせいかよく眠れなかったが、どうにか納得のいく形に落ち着いたから、今晩はぐっすり眠れるといいなと思う。やはり年を取って体力気力ともに落ちたと、近年はつくづく感じる。

寒い当地では3月下旬になっても梅はまだ咲くか咲かないか微妙な時期で、定点観測の梅の開花は引っ越しまでに間に合わないだろうと、ほとんど諦めていた。でも当地を離れるのが4月頭まで延びたので、満開の梅を楽しみながら定点観測納めができるかもしれない。さっき、最後の梅のことを思っただけで、少し涙が出そうになった。引っ越しは、現住居がいくら気に入っていてもわりと高揚感のあるイベントだったのに、今回はやたらと不安や悲しさを感じる。やっぱり気力の低下を認めざるを得ない。引っ越しの直前に、あの梅の花が咲いているところが見られたら、本当に泣いてしまいそうだ。でも、数年間見続けた梅の一年で一番美しい姿を眺めながら最後のお別れができるのなら、引っ越しが後倒しになったのも天からの有り難い計らいだと思う。よかった。

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昨年3月30日に撮影した、定点観測の梅の花

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