George Harrison「Blow Away」(Demo)

2月になれば思い出す、のだが、今年の2月は気持ちがバタバタしていて、なかなか意識に上らずじまいで半分まで来てしまった。2月は慈愛の月なのである。2月14日は、ジョージの最高傑作「慈愛の輝き」が1979年にアメリカで先行リリースされ、初めて世に出た記念日。そして2月24/25日にはジョージのお誕生日が待っている。バレンタインデーは慈愛の日、2月は慈愛の月。一年で一番短いのがもったいないぐらいである。

今日が2月14日であることを思い出して急に頭が慈愛モードになったので、とりあえずSpotifyで「慈愛の輝き」を流していたら、最後に思わぬ宝物が隠れていた。「Blow Away」のアコースティックデモバージョンである。毎度毎度うかつなことに、自分は今までこれを聴いたことがなかった。自分が持っているCDには入っていないのだ。聴き慣れないアコースティックギターのイントロが流れてきて、一瞬トム・ペティの「Wildflowers & All The Rest」に入っているアコースティックデモのどれかが勝手に流れ出したのかと思った。空気がよく似ているのだ。よくあるような、ギター1本でとりあえず弾き語ってみたものではなく、サイドギター、ベース、キーボードがダビングされ、軽くリズムボックスも鳴っているようだ。デモながらよく作り込まれていて、とても聴き応えのある素晴らしい出来。あのスライドギターはまだ入っていないけど、かえって曲自体の良さがシンプルに際立ってくる。今日はほんとにもう、素敵な贈り物をもらった気分。うれしくて、ありがたい。今月後半はまたジョージをいつもより思い、聴く時期が過ごせそうだ。

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