楽観主義じゃなきゃやってられない:「ジョージ・ハリスン インタヴューズ」を半分読んだ

ジョージの発言集「ジョージ・ハリスン インタヴューズ」、本文650ページほどにジョージの言葉がぎっしりという、これからの自分のバイブルになること必至の本である。序文から順に読み進めて、現時点でだいたい半分ぐらいまで来た。その序文には、「Here Comes The Sun」がネット音楽配信の再生数ではビートルズの楽曲中1、2位を争う人気を誇っていることが記され(Spotifyではダントツの1位)、この2020年代に出た本であることが刻み込まれている。そう、今はジョージの時代なのである。間違いない。

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今、個人的に死ぬほど不安でしんどい時期を過ごしている。猛暑でくたびれているのに、ろくにぐっすり眠れない。当ブログも週一更新がノルマと決めておきながら10日以上も更新できずじまい。水中でゴボゴボともがいて溺れそうになっているときに、ブログ記事をまとめることなど到底無理である。今晩はようやく首を水面に出すことができて、一息つけたのだ。また別の波にのまれて沈むのかもしれないが、今のうちに何か書いておかねば、と久しぶりに下書き用テキストファイルを開いた次第。自分はどちらかというと悲観に傾きがちの人間である。特に精神的に落ちている時期は悲観的考えがすこぶる捗り、首をくくるところまで想像上はすぐに行き着いてしまう。今日も夕方までは、昨晩思い切って出した仕事上のメールのことで思い悩み、あんなメール出すべきじゃなかった、先方はきっと怒っただろう、もう干される、おしまいだ、首をくくるしかない、という考えに支配されて頭をかきむしるばかり、何も手に付かなかった。先方からの返信は夕暮れ時に届き、蓋を開けてみれば、こうなればいいと期待した100点満点以上の有り難い言葉をいただけた。それでやっと先の展望が少し開けてきたのである。まったく、自分はどこまで人を恐れ、他人を信用できないのだろう。Most things I worry about never happen anywayなのに、どうしてもこうなってしまう。


楽観主義じゃなきゃやってられない。これは「インタヴューズ」で出会った言葉である。ろくに眠れない布団に入る前にジョージの世界に触れたくて、この本を夜な夜な読み進めているのだけど、これは読み始めてすぐの序文に出てきた発言。これも今後は自分にとって大切な指針のひとつになりそうだ。生まれついての性格として「楽観的」であるというよりは、主体的に「楽観主義」を選んで生きていく、そうでなければ生き抜くことなどできない、ということだろう。自分に必要なのはこの強さと、良い意味でのいい加減さなのである。楽観主義じゃなきゃやってられない。悲観主義の海で溺れそうになりながらも、ジョージが投げ入れてくれた浮き輪みたいなこの言葉をたびたび思い出して、どうにか息をしている。前回の訳詞記事に書いた「すべて問題ない。大丈夫。諸行無常と言うでしょ」も、しかりである。思えば「Here Comes The Sun」だってそんな浮き輪の役割を果たす力のある曲だし、今の時代にこの曲が一番人気を集めている理由もよくわかる。
「コンサート・フォー・ジョージ」が映画館で観られる。素晴らしい。いつどこで観るか画策中。

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