熱を出しながらグランダディの新曲を聴く新年

年明け、近所の神社に初詣に行ってから、寝る前に旧ブログに引っ越しを告知する最後の投稿をした。ブログ移行のタイミングを新年に合わせることは特に意識していなかったが、成り行き上そうなった。最後の投稿を済ませ、寝て、遅い時間に起きるとどうも元旦から調子がおかしい。やけにふわふわした心持ちなのである。最近は飲んでいる薬のおかげでわりと常にふわふわしているのだけど、ふわふわ度が段違いである。熱を測れば37.4℃→37.9℃→39.3℃とどんどん上昇していく。ああ、新年から何ということだ……布団に直行し、三が日はほとんど横になって過ごした。特に昨晩は最悪で、寝ながら常に頭痛がする上に悪夢を見ては目覚めるのを何度も繰り返し、汗だくになった。どうなるかと思ったが、最悪な夜をどうにかやり過ごして朝になったら、熱はすとんと平熱に下がった。あの悪夢が、正月から自分に取りついたウイルスの断末魔だったのだな。何ウイルスだったかは知らないが、コロナではないだろう、多分。

熱にうなされている間、新しくなった自分のブログをスマホでよく見ていた。どれだけ自分のブログ好きなのという感じだが、何か音楽をかけたいときに当ブログを見れば、自分の好きな曲のYouTubeリンクがふんだんに出てくるのである(当然だ、自分の好きな曲について書くブログなのだから)。また、今回引っ越しの大きな目的のひとつがスマホでの見やすさの改善だったので、自分もスマホユーザーとして新ブログの居心地をたびたびチェックしている。これまでの無料ブログではモバイル版サイトの広告の多さについて何も手出しができなかったので、自分でも見る気にならなかった。それなのに、旧ブログを見てくれていた人の半分以上はスマホユーザーなので、罪悪感がうっすらと常にあったのだ。スマホで当ブログがさくさく見られるようになったのは本当に喜ばしい。

自分のブログの過去記事をざっと見ていて、グランダディの記事に行き当たった。

グランダディの新曲「R.I.P. Coyote Condo #5」がとても良い

ああ、この曲も良かったよなあ……ゆったりと壮大に流れる8分近くの大曲が、熱でぼんやりした頭に沁みた。そういえばグランダディは今何をやってるんだろう。「新曲」と言っているのは2020年1月の記事で、考えてみれば4年経っている。2020年11月に「The Sophtware Slump」の全曲をピアノ弾き語りで美しく演奏したアルバムが出たけど、新曲で構成されるアルバムは2017年の「Last Place」が最後のはず。ふと近況が気になって公式サイトを見に行ってみたら……


「BLU WAV」という大文字と、2曲のYouTubeリンク。おお、ニューアルバムが出るのか!「BLU WAV」がそのタイトルらしい。リリースは2024年2月16日、来月じゃないか!新しい2曲も「R.I.P. Coyote Condo #5」の路線をそのまま引き継いでいるようで、どちらの曲にもペダルスティールが入ってメランコリック度が増していて、とても良い。特に90年代レトロ?な映像が付いた「Watercooler」は聴くたびにじわじわ来る。「R.I.P. Coyote Condo #5」はアルバムに収録されないようだけど、コヨーテが新曲2曲の映像に登場してきて、アルバム全編があの曲のようにコヨーテ(に代表されるもの)に寄り添ったものであることを伺わせる。いつもの彼らである。グランダディの音楽は自分の奥の深くの深くに徹底的に浸透していて、たとえ高熱が出ていても無理なく聴ける、大きな安らぎを感じさせる音。この2曲を聴いて、「BLU WAV」もまた自分とは切っても切れない存在になることはほぼ決まった。2月のアルバムリリースが本当に楽しみ。

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