キュウリの早い終わりと種取り

初夏まではすこぶる好調だった八町きゅうり、酷暑期に入ってからめっきり収穫が途絶え、先に植えた6本は8月に入ってすっかり枯れてしまった。後に植えた6本も同様にどんどん元気がなくなり、先週をもって全部諦めざるを得なくなった。この週末にすべて片付けて、庭のキュウリ畑はがらんとした空間になった。昨年の八町きゅうりは、7月から秋に入ってもしばらく収穫をもたらしてくれて思い入れが深かったので、10月下旬に片付けるときはすごく寂しくてちょっと涙ぐんでしまったほどだったけど、今年はそこまで栽培を楽しむことができずに8月上旬には実質的に終わりを迎えていた。やはり、気候の違いである。八町きゅうりは、この温暖な土地には合わなかったのだ。とても残念だけど、納得といえば納得。寒冷地出身の固有種が、この夏の暑さに耐えられないのは仕方がないこと。植物にはそれぞれ、合う土地と合わない土地があって、合う土地では大してお世話しなくてもぐんぐん育つし、合わない土地ではどうしてもうまく育たない。八町きゅうりは、その基本中の基本を自分に改めて刻みつけてくれた。

それでも先日、八町きゅうりができづらくなってから、それでも来年のために種取りはしておきたいな、と考えながら朝の散歩をしていて、帰宅して庭の様子を見ると、それまで気付かなかった大きなキュウリが生け垣に引っかかっているのを見つけた。収穫して食べるにはちょっと育ちすぎだったので、そのまま黄色く完熟させて種取り用にした方が良さそうだ。ちょうど種取りのことを思った朝にタイミング良くそんなことがあったので、これは来年も八町きゅうりをやってみろということなのか、とその天の声?に従うことにした。その実が完熟するより先にキュウリ本体が枯れてしまったので、片付けのときに収穫してしばらく部屋の中で追熟させ、真っ黄色になったところで種取り。

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キュウリの種取りの手順は、昨年秋に当ブログで記事にしたとおり。黄瓜を割って中身を見たら、思ったより種が少なかった気がしたけど、それでも40個ぐらいは取れただろうか。先日、父の農園からも育ちすぎのキュウリをもらっていて、こちらも追熟させて種を取ることにしている。来年はこの2種類、八町きゅうりと父の農園のキュウリを時間差で育ててみたい。八町きゅうりはなるべく早めに発芽させて、梅雨から初夏まで収穫を楽しめるようにする。その後の盛夏には、この土地に合っているはずの父の農園のキュウリに酷暑の中で頑張ってもらう。前編・後編の二本立てという計画だけど、思惑通りにいくかどうか。うまくいって収穫がもっと長く楽しめますように。

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真夏の庭で一番元気なのは千日紅。種から発芽させたのを6月に植え付け、暑くなってからどんどん花を咲かせるようになった。

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