今年は早めに育てる八町きゅうり、順調に発芽

【2022年9月追記】発芽は順調だったものの、今年は育苗に失敗して八町きゅうりはまったく順調ではありませんでした。どんな風に失敗だったか、「八町きゅうり」タグの後続記事もよろしければ読んでみてください(あまり栽培の参考にはなりませんが)。

2019年の夏から毎年、キュウリを庭で育てている。八町きゅうりという長野県須坂市特産の固有種キュウリである。実はずんぐりしていて、皮は白っぽい粉をふき、柔らかくて少し甘みがあってとても美味しい。皮が薄いためスーパーでの量販には適さず日持ちもしないようで、現地の直売所で売られるほかは自分で栽培するしかないという。植物を育てる側としては、こういうのが一番やり甲斐があるというものだ。3年前、安曇野の通りすがりの園芸店で見つけた苗を面白そうだと買ってきて植えたのが始まりで、種を取って毎年発芽させ、年々繰り返し栽培している。今年で4年目になる。

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2019年6月、初めて植えた苗

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去年の収穫

去年、新しく温暖な土地に引っ越してきて、ここで初めて育てた八町きゅうりは、あまりうまくいかなかった。5月初めに発芽させて5月末には植え付けたのだけど、冷涼な信州出身のキュウリにここは温暖すぎたようだ。夏に入ってぐんぐん成長し、例年のように美味しい収穫をもたらしてくれたものの、短期間でくたびれて勢いを失ってしまったのだ。だから、今年は八町きゅうりの栽培時期を一ヶ月早めて4月スタートにしてみた。寒かった冬を抜けて気温がぐっと上がった今月の上旬にすかさず種蒔きをして、先週から順調に発芽。

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上から4月16日、4月18日、4月19日

ポット5つに2粒ずつの種を蒔いて、10本の芽が出た。つまり、発芽率100%である。素晴らしい。前の年に大切に育てた植物から取った種からまた芽が出てきて、同じ植物の一生にもう一度初めから終わりまで付き合えるのが、自分は一番嬉しい。毎年毎年、シーズンサイクルをもう一周回して、植物の輪廻転生を目の当たりにするのだ。これだから園芸はやめられない。気をよくして先週末にもさらに10粒の種を蒔いた。

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たくさん芽が出たのはいいけど、キュウリにも連作障害があって、あまり前年と同じ場所で育てない方がいいようなので、この小さな庭でどうやって場所をずらして植えたものか、悩ましいところだ。しかも、来月になったら今度は当地の固有種を発芽させて育てるつもりで、種を買ってある。出身地の違う二種類を時間差で育てて、長く楽しもうという目論見である。どこに植えるんだろう。うまくいきますように。

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