夏の終わりの庭:八町きゅうりは実らず撤収、るこう朝顔は盛大に咲き始め、トウガラシも絶好調

厳しかった夏の勢いも、お盆を過ぎた辺りから目に見えて弱まってきた。夏の庭も最後の総決算の時期になり、うまくいったものと残念だったものの明暗がはっきりしてきた。残念組の代表は、当ブログで何度も話題にしてきた八町きゅうり。お天道様のご機嫌になすすべもなく左右される素人園芸は、年によって当たり外れが激しい。4月にたくさん発芽した時点では成功を確信していたのに、5~6月は日照が極端に少なく、夏は一転して記録的な猛暑。今年の春・夏の両極端な気候は、冷涼な信州出身のキュウリにとっては酷だったようだ。先週半ば頃、もう花も咲かなくなり黄色っぽく枯れてきた八町きゅうりを片付けた。遅く育ってまだ生育途中の一本だけは未練たらしく残したのだけど、ほかのものは支柱もろともさっぱり撤収。今年は種取りもできずに終わってしまった。来年もう一度だけ、去年の古い種を使って挑戦してみる。芽が出なければそこで諦めよう。

八町きゅうりとは別に植えた、もう一つの固有種キュウリがある。こちらは試験的にやってみている地元産の品種。日当たりの良い南西側の庭には植え場所が残っておらず、やや半日陰の南東側に植え付けた。5本植えたうちの4本は日当たりが悪すぎて育たなかったのだけど、最後に植えた1本だけは日照条件の良い場所に当たって一番よく育ち、雌花が咲いて数個の実ができ始めている。地元産なので当然ここの気候への適応性は高いはずで、猛暑の真夏を生き延び、八町きゅうりが終わった今でも黄色い花をたくさん咲かせ、できたミニキュウリは少しずつ大きく成長中。

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近所のスーパーで売られている同種のキュウリはかなり太く大型で(浅漬けにするのが美味しい)、あれと同じものができると現在の姿から想像するのは難しいけど、八町きゅうりが完敗に終わってしまった今、まだ期待をかけられるキュウリがあるのはありがたい。この場所をきちんと開拓して園芸を始めるのは今年が初めてで、夏の日当たりがどういう状況なのか、実際やってみるまでよくわからなかった。このキュウリを植えたあたりは日照条件が良いと確認できたので、来年も活用しよう。この庭で園芸を始めて2年目にして、試行錯誤はまだまだ続く。

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その地元キュウリと同じ場所に一列に並べて植えたトウガラシは、すこぶる元気。これに関しては本当に植え場所をあまり選ばないようで、育てるのがとても楽。9月になれば一斉に真っ赤に熟して、まずはビジュアル面で楽しませてくれた後、収穫と乾燥を経て、食卓に常備の一味唐辛子としてビリビリくる辛さを後々まで提供してくれる。このトウガラシは本当に得られるものがとても多い植物である。こうやって整列させて地面に植えたのは初めてなので、秋に真っ赤に燃え上がるとどんな眺めになるのか楽しみにしている。夏前までは草が生え放題でだいぶ荒れ気味だった南東向きの庭も、最近はちょこちょこ整備してきたおかげで眺めるのが楽しみになってきた。

こことは別に、南西側に置いた2個のプランターに先に植えた12本には、すでに青トウガラシがたくさんできている。今年は南西側12本、南東側14本、合計26本も植えてしまい、それでも植えきれずに庭の肥やしにするほかなかった苗も数本あった。

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トウガラシと同じく庭を真っ赤に彩ってくれるのが、るこう朝顔。これも毎年育てていて、4年前の晩秋に当ブログに初めて載せた園芸記事は、るこう朝顔がテーマだった。あんな風に電線伝いに育てることはもうやらないけど、2階の窓まで麻ひもを引っ張って絡ませると、あっという間に窓のすぐ下まで蔓が伸びて、そのてっぺんから次々と赤い花が開き始めている。この花の鮮やかさと可愛さはいつ見ても良いもので、たくさん咲く時期になると毎年とても嬉しい。2階から見下ろして撮るとこんな感じ。

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夏の終わりの庭に、真っ赤な奴らがもうひと組。ミニトマト3本と中玉トマト2本は盛大に育って、特にミニトマトは大量の収穫を夏の間ずっともたらしてくれた。垣根のそばに植えた方の中玉トマトは日当たりが悪いせいかなかなか実がならず、これがいわゆる「つるぼけ」かな、なんて思っていたけど、気長に待っていたらちゃんと実はなり始め、遅ればせの初収穫も先日できたし(ちょっと割れてたけど)、完熟待ちのものもまだ数個。やるときはきっちりやってくれるトマト、ぼけ呼ばわりなんかして、すまぬ。

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最後に、前回園芸記事の主役、千日紅の咲きっぷり、昨日の朝の様子。引っこ抜いたままにしなくて本当に良かった。

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