ハルジオンとヒメジョオン、葉の付き方の違いで見分けられるか

当ブログで何度か話題にしてきた、ハルジオンとヒメジョオンの見分け方。この話題で記事を書くたびに茎を折って中身を確認していて、植物には申し訳ないことをしている。茎の中が空洞ならハルジオン、白いスポンジ状のものが詰まっていればヒメジョオンで、たしかに一目瞭然の見分け方なのだけど、できれば生きた植物を傷つけなくても見分けられるようになりたい。そこで、5月に書いた記事では、茎に対する葉の付き方で見分けられるという方法を紹介した。茎を抱くように葉が巻き付いていればハルジオン。茎からまっすぐ、ちょこんと付くのがヒメジョオン。

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これは、昨日の朝に撮った花。6月も半ばを過ぎて道端で咲いているこの花はたぶん、ハルジオンではなくヒメジョオンなのである。ハルジオンは名前に「春」が入っているだけに花期が早く、当地では5月初めによく見た。梅雨たけなわの今ごろ咲いているものはヒメジョオンだと思うのだ。そこで、葉の付き方を見てみる。

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……うーん、やっぱり微妙である。「茎を抱くよう」ではないけど、「ちょこんと」付いているかといえばそうでもない。植物というものは個体差があって、成長段階の違いでも姿が変わったりするので、自分のような植物観察の素人にはなかなか似たもの同士の区別が難しい。とにかく、少なくとも茎を抱いてはいない。ヒメジョオン、なのだろうけど、やはりこれだけではどうにも説得力に欠けるので、茎を折らざるを得ない。もう本当にこれで最後にしますから、と心の中で謝りつつ、茎の中を見せてもらった。

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白いスポンジ状。これで間違いなく、ヒメジョオン。先月初めに撮ったハルジオンの写真と、葉の付き方を見比べてみる。上がハルジオン、下がヒメジョオンである。

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比べてみればたしかに、ハルジオンの方が茎に葉が付いている面積が大きいかな、という感じはする。そしてこういうのは、一本一本で判断するよりも、集団での傾向を見た方が良さそうに思えた。つまり、ハルジオンもヒメジョオンも何十本とまとまって群生していることが多いから、その中でも特徴が強く出ているものを見て判断すればいいんじゃないか。もっともっと場数を踏んでいこう。雑草という草はないし、貧乏草という草もないのだから、失礼のないようにちゃんと見分けて正しく名前が呼べるようになりたいのだ。

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早咲きのコスモスも咲き始めている

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