Here Comes The Snow~雪ジャケに外れなし

今朝起きてカーテンを開けたら、雪景色だった。雪の予報ではなかったのに、こんこんと本降りの様子。毎朝の散歩、寒いし今朝はいいか……と思ったが、道路はびしゃびしゃの状態ではないようだったので、傘を差してささっと出ることにした。春から引っ越す先は当地とは打って変わって温暖な土地なので、雪景色もおいそれとは見られなくなるだろう、という気持ちもあった。

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冬と春の間で、一進一退の綱引きが繰り広げられる時期である。黄色い福寿草の花、昨日の朝に見かけたときは春の足音をいち早く告げてくれていたけど、今朝は雪をかぶった。雪と福寿草の写真はいつか撮りたいと思っていたので、やはり今朝は雪の中でも散歩に出てよかったな、と思った。定点観測の梅にも雪。梅の花が開くのは、当地ではまだまだ先のこと。雪景色と木のシルエットを見ていると必ず思い出すアルバムジャケがあって、今朝も思い出しながら歩いていた。

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ブルース・コバーンの「High Winds White Sky」、邦題は「雪の世界」。紛れもない名盤である。オープニング曲「Happy Good Morning Blues」のギターをきちんと弾きこなせるようになるのが自分の夢。この曲のエンディング、口真似のホーンとギターでさらりと完璧にハモっているのが最高で、こんな風に演奏してみたいと憧れてしまう。雪景色の写真といえばこのアルバムがまず思い浮かぶが、ほかに雪ジャケのアルバムにはどんなのがあったかな、と今朝は考えながら歩いた。

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このEddie Mottauというシンガーソングライターによる1973年作の「No Turning Around」、実はまだ聴いたことがない。先日教えていただいたばかりの作品で、配信には載っていないのだ。唯一Spotifyにあった「No Moulding」(1977年)を聴いてみたらとても良かったし、雪ジャケのアルバムに外れなし、と何となく思うので、これはCDを買ってみたいと思っている。ジョン・レノンの「心の壁、愛の橋」「ロックン・ロール」にギタリストとして参加して、「Stand By Me」などでアコースティックギターを弾いていたという。ブルース・コバーン同様、しっかりしたテクニックを持つプレイヤーが弾くアコギの音は本当に気持ちいい。シンガーソングライターとしても一級で、「No Moulding」は滋味豊かないい曲が揃っていたので、きっとこの雪アルバムも良いに違いない。
雪ジャケのアルバム、ほかに挙げられるものを何枚か。意外と少ないものだ。

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デューク・ジョーダンの「Flight To Denmark」は自力で思い出すことができ、記事をいったん投稿して少し経ってからスティーブン・スティルスも思い出したので後から追加したが、あとの2枚は検索に頼った。ウィーザーの「Pinkerton」は変化球気味だが、なるほど雪景色。そしてディランの「The Freewheelin’ Bob Dylan」は、今まで雪ジャケとは認識していなかったが、寒そうに連れだって歩くボブとスーズの足元をよく見ればたしかに、ニューヨークの路上には雪が積もっている。どのアルバムも素晴らしい作品なのは言うまでもない。やはり、雪ジャケに外れなし、と言い切ってしまって全然よさそうだ。

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雪が積もっていたことが分かりやすい別ショット

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