I get the news I need on the weather report

少なくともしばらくの間、世事に疎くなる。自分は作業の合間にニュースサイトを見ることが多い。疲れてくると集中力がなくなってニュースをのぞく頻度が増えて、かえって疲れてしまったりする。最近はとくに生活に余裕がない。人間らしいことをする時間は全然ないのに、絶えず流され続ける情報に晒される時間だけは、いくらでもある。もうほとほとウンザリしてしまった。ブラウザに登録していたニュースのブックマークはすべて削除して、今暮らしている県の地元新聞社のサイト1つだけ残した。そこは毎日1回、地域のニュースが更新されるだけ。刻一刻と送られてくる「速報」だとか「号外」だとか、たしかに大切なニュースかもしれないが、何よりも大切なのは自分の心を守ること。いつもこうなのだ。いつの間にか過剰な情報に自らを晒し続けていて、心がじわじわと蝕まれていく。ほとほと疲れてしまった時点で、ようやく蝕まれたことに気付く。

アクセス稼ぎの刺激的な見出しや好き放題のことを書き込めるコメント欄などがない、厳選したニュースサイトだけ見ていたけど、それでも無理になってしまった。自分はいくらでも供給されてくる要らない情報に疲れすぎた。それでも中には見るべき情報、知るべき情報もたくさんあるからこそ読んでいたが、自分の容量を超えた。休みが必要だ。もっと読むべき言葉、聞くべき言葉があるはず。本を読みたい。人類が言葉を書き残すことを覚えたときから、言うべき言葉を持った人々によって書かれ、現代まで読み継がれている大切な文章が詰まった本、読むべき本が世界にはたくさんあるはず。日々の情報は天気予報だけ見ることにする。必要なニュースは天気予報で全部わかるんだ。前に訳詞を載せたことがあるS&Gの「ニューヨークの少年」の一節、本当にそうだと思う。

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