インド日記2007年4月:初めての夏、ケーララ産のマンゴーを食べる

昨晩は、代々木のあたりに書類を届けに行く夢を見た。その帰りにチャンポンが食べたくなり、チャンポン屋を探すが見つからなかった。最近一番食べたい日本料理は、鮨でも蕎麦でもなくチャンポンである。国分寺のつぶれてしまった長崎亭というチャンポン屋が懐かしい。リンガーハットでもいいのでムンバイ店をオープンしてほしい。ここでは中華料理やタイ料理の店でも汁麺がメニューに見当たらない。インスタントラーメンも汁なし麺のスタイルで作られている。暑いから、丼一杯に熱々のスープが入った料理など食べたくないのかもしれない。

一週間前の週末ぐらいから湿度がぐぐっと上がった。いくら日差しが強くてもカラッとしていれば室内や日陰では快適に過ごせるが、こう湿っぽいと体力をごっそり持って行かれる感じで東京の夏みたいだ。あんまり安易にエアコンに頼りたくないのだが、こう蒸し暑いと明日にでも導入したい気持ちになる。でも、もうしばらくは様子を見よう。今朝の新聞によると、ムンバイから少し外れたカルヤーンなどの街では、電力不足で1日8時間以上の計画停電が行われているらしい。この蒸し暑さの中で扇風機も回らない、冷蔵庫も冷えないなんてあんまりだ。ムンバイの中心部でも、100年ぶりに計画停電が行われるかもしれないという噂だ。しかし停電の前にムンバイの人々はエアコンの温度設定を是非見直してほしい。プリティ・ジンタが出ているエアコンのCMで、室内どの場所でも22℃に保たれます、なんて趣旨のものがあったが、22℃は冷やしすぎだ。

蒸し暑い夏に突入していきなり風邪を引いたが、ADUSOLとお医者さんでもらった薬を飲んだらほぼ治った。それでも、満開の桜で賑わう日本の春を思うと、あまりの違いにどうしても元気が出ない。寒さの厳しい冬が終わって、温かい日差しと共に桜がほころび始めたときの「ああ、もう大丈夫だ」というホッとした晴れやかな気持ちが味わえない。好きな季節に日本にいられないのは辛いものだ。日本の友人から送ってもらった今年の桜の写真や、昔に花見に行ったときに自分で撮った写真を見て心を慰めるしかない。

南インドのケーララ州出身のお隣さんに、ケーララ産のマンゴーをもらった。二日置いて熟れさせて、昨日一個いただいた。インドの夏の楽しみ、マンゴーが南から一足先にやってきた。ムンバイの街にマンゴーがあふれる頃には、この夏にも慣れてマンゴー食べ食べ元気にやっているだろうか。

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