インド日記2007年6月2日:久々の雨

とにかく蒸し暑いムンバイの夏。昼は海からの風が吹いてくるからまだよいが、夜は風がパタリと止んで湿度が急上昇、堪え難くなるとエアコンにすがりつく日々だった。でも、昨晩はいつもの蒸し暑い夜とは様子が違った。何やらひんやりとした風が窓から吹き込んでいる。これはちょっと期待できるかも、と気が付いてほどなく、ついに降り出した!

みるみるうちに雨足は強くなり、道行く人々もちょっと慌てた様子。雷がひっきりなしに光り、夜空を横切って走る稲妻の閃光がときどき目に入る。こちらに来たてのころ、落雷でパソコンのLANコネクターを壊したことがあったのでネットのケーブルを抜いたり、パソコンの電源を落としたり。こういう心配も久々だ。窓から上半身を乗り出すと涼しい涼しい。なにせ、前回ムンバイで雨降りを見たのは、自分のブログを見直すと去年11月の初め。実に7カ月ぶり。

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この日記を書いた2年後、2009年6月2日の写真。この年の雨期始まりは6月26日と遅かったらしいので、これは雨期到来前の一時的な雨。

インド映画のように、雨が降り出したとなれば外に飛び出て濡れながら踊る、そんな熱いハートを持ち合わせてはいないが、インドで暮らし始めて9カ月、そのうち7カ月を雨なしで過ごして、そうしたくなる気持ちもちょっとは理解できるようになった。自然のクーラーほど気持ちの良い涼しさはエアコンでは得られない。

しかし、雨も降りすぎると大変なことになる。2005年のムンバイ豪雨ではこの部屋から1kmも離れていない川が氾濫して大災害となったそうだ。無計画な都市開発のひずみが洪水の原因らしい。うちは最上階なので浸水の心配はないが、大雨が何日も続くときは外出は 避けた方がよさそうだ。雨の季節になったからといっても浮かれてばかりもいられないようだ。それでも、季節の変化に飢えている自分にはとにかくうれしい、雨期の前触れだった。

(以下、この日記を書いた月の末ごろ、本格的な雨期になり近所の道路が冠水した様子)




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