新作カバーも素晴らしすぎる:Josh Turner (feat. Allison Young)「Do I Ever Cross Your Mind」

当ブログで前に紹介したことがあるジョシュ・ターナー。「風をあつめて」の日本語カバーをはじめ、素晴らしすぎるカバー動画をYouTubeでたくさん披露している凄腕の若手マルチプレイヤーである。この記事を読んでくださる方が、以前の記事でおすすめしたカバーをもし聴いたことがなければ、まずは是非とも聴いて驚いていただきたい。オリジナル曲のアルバムもすでに数枚発表していて、どれもすごく良くて、自分はすっかりこの人のファンである。昨晩、別のYouTubeを観ていたら、当日アップされたばかりの新作カバーがおすすめされてきたので、さっそく観てみた。


相変わらず、あまりの上手さに観ていて思わず笑みがこぼれてしまう。アリソン・ヤングというシンガーとの共演で、ドリー・パートンとチェット・アトキンスの「Do I Ever Cross Your Mind」をカバーしている。どうやら、ジョシュ・ターナーがアメリカ中を旅しながら各地の友達と共演するという企画が進行中のようだ。それにしても、この演奏のクオリティ、ほんとにどうなってるんだろう。ジョシュが演奏前に「テイク1」と言っているので、ワンテイクでばっちり完璧に決めて撮り終えてしまったようだ。ギターはまったく隙のないチェット・アトキンス奏法である。途中でブレイクしてテンポを落とすところとか、お二人の息がぴったり合っていて、最初から最後までひたすら楽しそうで、本当に惚れ惚れしてしまう。演奏が終わって、撮影者と覚しき人から「あなたたち、とってもキュート!」と声を掛けられ、はにかむ二人。いや、ほんとにキュート。あんなに凄い演奏をワンテイクでさらっとこなしながら、このチャーミングさは何なんだろう。きっとこれぐらいのレベルになると、自分たちが出している音が自分たち自身で楽しくて仕方がないのだろう。その楽しさが、聴き手にも十二分に伝わってくるのだ。

ドリー・パートンとチェット・アトキンスによるオリジナル、自分は聴いたことがなかったけど、YouTubeで聴いてみたらやはり同じような感じで仲良さげに楽しくやっている。ドリー・パートンが時々キャハハッと笑いだしてしまうところも良くて、こういう微笑ましい空気もジョシュとアリソンのお二人はそのまま再現している感じ。
チェット・アトキンスの名前が出てくれば、当然ジョージの話をしなければならない。ジョシュ・ターナー、前回記事を上げた後の2021年7月に、とうとうジョージのカバーもやってくれていた。ビートルズ時代の言わずと知れた代表曲「Something」である。

ここではいつもの完コピではなく、歌のない歌謡曲、インストカバーである。珍しくチープな電子音主体で80年代の軽音楽風に料理していて、これがまた妙にクセになる良さがある。ポールのメロディアスなベースも軽く跳ねるリズムで余裕の再現。こういう変化球のアプローチも難なくやってのけてしまうのだ、この人は。まだまだこれからもあの手この手で楽しませてくれるのだろう。

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