キュウリ、最後に一本だけできる

この9月は個人的に大小さまざまな心配事やトラブルが多発していて、落ち着いて庭に向き合う心の余裕をすっかりなくしている。今月は雨降りの日が多くて水やりもあまり必要なく、植物のお世話はほとんど何もせず過ごしてしまったけど、日に日に秋の色が濃くなって、春夏の植物はいずれにしても終わりに向かう時期。夏の間は頑張って収穫をもたらしてくれたオクラも、今月半ば頃からぱたりと花が咲かなくなり、最後にできた実は途中から一向に伸びなくなり、と終わりを迎えつつあるようだ。昨日の朝、おそらくこれが最後だろう、という花が咲いた。今年のオクラも美しい花をたくさん見せてくれた。

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春から頑張って育ててきたキュウリ2種類も、今年はとうとう一本もできることなく撤収……と思いきや、草むしりをしていたら下草に埋もれてキュウリが一つだけできていたのを発見。2週間以上前のことである。

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これは八町きゅうりではなくて、別に育てていたこの地域特産種のキュウリ。本当はもっと大きなものができるはずなのだけど、小型のちょっと可愛いひょうたんみたいなくびれた形になり、生育状況の悪さを物語っている。今年の園芸は本当に下手くそだった。もう周りの葉は枯れていてこれ以上成長する見込みはなさそうだったので、その場で収穫して冷蔵庫に入れた。次の日から2泊で外出する用があったりしてバタバタしていたので、何日かそのまま冷やしていたら、くびれた部分からフニャフニャになってしまい、結局せっかくの収穫は食べられなかった。とても残念だったけど、たった一つできたキュウリを発見して拾い上げたとき、細かい産毛のようなもので覆われていた皮が、ビロードのように滑らかな手触りだったのは忘れられない。種は採れなかったけど、何となくこれで来年のキュウリにかろうじてつながった気がしたのだ。

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夏の作物が次々と終わっていく一方で、トウガラシは真っ赤に色づき始め、アメジストセージは紫の花穂を盛大に伸ばしている。

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ブルースター(オキシペタラム)が秋になってたくさん咲き始めたのも嬉しい。去年の夏前に植えて、その秋に書いた記事ではぽつぽつとしか咲いていなかったブルースター。あれから無事に冬を越し、夏前にいったん花期を迎えて一斉に咲いた後、真夏の間は咲きやんでいたけど、涼しくなってから再び開き始めてくれた。名前の通り、綺麗な水色の花が星形に開いて楽しい。

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