訳詞:The Hollies「He Ain’t Heavy, He’s My Brother」(兄弟の誓い)

プレミアリーグの試合前に敵同士のウクライナ選手が抱擁 地元のサポートに涙(スポニチアネックス)

上の記事にあるように、イギリスのリバプールで行われたサッカーの試合中、対戦する双方のチームに所属するウクライナ出身選手への支援として、ホリーズの「He Ain’t Heavy, He’s My Brother(兄弟の誓い)」が試合前に流れたという。外国でサッカーをしている彼らが今もしウクライナ国内にいたら、国外に出ることを禁じられ、自国のために戦えと言われている状況。どれだけ胸がつぶれることか、その心境は想像を絶する。改めて、戦争反対。一刻も早く戦火がやみますように。

ホリーズも、片方のチームと同じマンチェスター出身のバンド。「兄弟の誓い」は、自分が大好きなグラハム・ナッシュがホリーズを脱退した後のヒット曲で、当ブログでも前に一応記事にしたことはあるけど、あまり大したことは書かなかった。非道極まりない戦争が始まってしまった今、歌詞を読み直してみて、この現状にずしりと響く重い意味を持つ曲だったことに今さら気付かされた。反省の意味も込めて歌詞を訳してみたので、ここに載せる。

その道は長く
幾重にも曲がりくねっている
行き着く先は誰にもわからない
どこまで続く道なのか

だけど私には強さがある
彼を背負えるだけの強さが
重たくなんかない 彼は私の兄弟だから

私達はひたすら歩む
私の気がかりは彼の健康と幸せだけ
彼を背負うことは重荷ではない
目指す場所にはきっとたどり着ける

なぜなら私は知っているから
彼はただの足手まといではないのだと
重たくなんかない 彼は私の兄弟だから

私が打ちひしがれているのだとしたら
それは背にのしかかる悲しみのため
悲しいのは 皆の心が
喜びに満たされていないから
互いへの愛という喜びに

どこまでも続く長い道のり
この旅に帰り道はない
あの場所を目指して進む道中は
苦労を分け合おうではないか

そしてこの荷の重みに
私はへこたれたりしない 決して
重たくなんかない 彼は私の兄弟だから

彼は私の兄弟
重たくなんかない
彼は私の兄弟、重たくなんかない……


Kelly Gordonという歌手がホリーズより先にリリースしたバージョン。ホリーズ版よりぐっとテンポを落とした力強い出来で、こちらもすばらしい。

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