庭の幸、ミョウガ

数年前の秋、親族宅の庭に生えているミョウガの地上部を何本か分けてもらった。茎を土に差しておくだけで根付いて育つとのことで、言われたとおり自宅の庭の日陰に植えてみたら、本当にしっかり定着して毎年秋にたくさん収穫できるようになった。世話らしいことは水やりも何もほとんどせずに放任状態だが、とても生命力が強くて、年ごとに少しずつ勢力を伸ばしながら何年も生育している。毎年自生してくる大葉とこのミョウガが、夏から秋にかけて庭から美味しい食材を供給してくれる二大「庭の幸」である。

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8月頃になると、食材としての「ミョウガ」が土からどんどん顔を出してくる。これは、咲く前の花のつぼみが何個か収まった花穂である。だから本当は花が咲く前に収穫した方がいいのだが、出る時期には一気にたくさん出るので、意識して大量消費しないとなかなかミョウガが減らず、収穫が遅くなってしまう。やっと前に収穫した分を使い切ったので、さっき庭でまた新しく収穫。

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もうだいぶ花が咲いているけど仕方ない。今回は18個も取れた。まだ小さい花穂がいくつか出てきていて、取らずに残してあるので後でもう少し収穫できそう。
自分は数年前までミョウガは苦手だった。楽しんで食べられるようになったのは庭で育て始めてからのことで、まだまだ食べ方をあまり知らない。今朝は、ミョウガ1個をみじん切りにして、カブの葉や椎茸と一緒にごま油で炒めて、鰹節を加えて薄口醤油で味付けしたものをおかずにしてみた。関西の薄口醤油、関東育ちの自分は最近まで使ったことがなかったが、今年になって試しにヒガシマルのものを買ってみたら調味料として非常に重宝するようになって、今や濃口醤油のほうをほとんど使わなくなってしまった。ミョウガも薄口醤油も自分の知っている食材の世界では新顔。日々の料理は億劫でマンネリになりがちだけど、食べることは日常の数少ない大切な楽しみのひとつ。美味しいニューカマーは大歓迎である。

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