オリヴィアさんが教えてくれた、ジョージのお誕生日が2日ある理由

本日はジョージ77回目のオフィシャルお誕生日。あらためて、おめでとうございます!

昨日の記事で書いたように、ジョージの本当のお誕生日は公式な誕生日より1日前、2月24日だという。なぜそんな時間のずれが生じたのかは謎だったが、イギリス時間で2月25日になるちょっと前、その本当の誕生時刻にInstagramにアップされたと覚しき、「美しい男」ジョージの美しい写真を掲げて今年のお誕生日を祝うオリヴィアさんの投稿で、はっきり説明がつけられた。

この投稿によれば、ジョージが生まれた1943年は戦時中。おそらく灯火管制のために時計が1時間ずらされていて、日付が変わる真夜中近くに生まれたために、24日でも25日でもある、ということになったという。なるほど。戦争の影響だったとは。昨日書いた記事では、43年のジョージ誕生に立ち会った両親や親族のことを念頭に置いて「この件を直接確認できる関係者がこの世にいなくなってしまった」なんて言ってしまったけど、「Dark Horse」のときからずっとジョージとともに美しき人生を歩んだひと、オリヴィアさんがいた。あなたのおかげで謎が解けた。ありがとう!

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前にも書いたかもしれないけど、若い頃、「Dark Horse」は距離を感じるアルバムだった。ジャケットのデザインは何だか妙ちきりんだし、「Bye Bye Love」とか「So Sad」とか、ジョージのつらい心情がじかに出ている曲は聴くのがしんどいし。でも、数年前にアナログを手に入れてからは、とてもよく聴くようになった。表裏のジャケットやジョージの手書きによる内袋のデザインを眺めながら聴くと、しんどい状況でもジョージにはまだユーモアをかます気持ちの余裕があったことが伝わってくる。「So Sad」も12弦アコギとスライドギターが織りなすギターサウンドは本当に美しくて、今では大好きな曲。自分の耳では、ギターの音はアナログで聴いたほうが実際のギターの響きに近い感じがして心地よいのだ。オリヴィアさんの写真をレーベルにあしらったB面、新しい年の幕開けを祝う「Ding Dong, Ding Dong」から始まる曲たちのすばらしさは今さら言うまでもない。今やジョージの全ソロ作の中でもベスト3に入りそうなぐらい好きなアルバム。

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自分はCDやレコードを何千枚単位で持っていたりはしない。大切な作品は長年かけて繰り返し繰り返し聴いている。「Dark Horse」も年月をかけてようやく本当に出会えた気がする。前に書いたとおり、ジョージに「低迷期」などはひとつもない。どの作品も聴けば聴くほど良さが増してくる。ジョージのギターもそう。一生かけて味わえる大切なものをたくさん残してくれたジョージに、十分にありがとうを言うためには、やっぱりお誕生日は2日必要なのだ。

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