一周年

当ブログを開設したのが去年の10月10日。本日でちょうど開設一周年。その日は適当なサーバーを見つくろってブログを立ち上げることがテーマで、何を書くかは考えていなかった。取り急ぎ、ブログやるならこんな風にしたいな、とぼんやり考えていたことを手短に書いた。それが最初の記事で、「ひとりぼっちのあいつ」という題名を付けてとりあえず投稿した。題名にちなんでビートルズの「Nowhere Man」の7インチを引っ張り出し、写真を撮って見出し画像にした。以下は同じときにフォーカスを変えて撮った写真。冷え込んできて庭のコスモスが枯れたので抜いて、咲き残っていた花を瓶に差してクリシュナ像と並べ、デスクに飾っていた。

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一年前、最初の記事に書いたことは基本的に今でも変わっていない。「ソーシャル要素のない書くだけの場所、コメント欄も設けない」「読んでくれるひとを不快にすることは書かない」「自分にとっていちばんストレスのない、楽なやり方」。当初、この方針でとりあえず一年は続けてみようと思った。一年、余裕で続いた。ここは今や自分になくてはならない場所になった。このブログはこれから何年でもこのまま続く。書いてる本人が文章を書けない状態になるか、ネットに接続できなくなるまで、ずっと続ける。ただし事前に告知がある場合はその限りではない(免責事項)。

最初に書いた記事でひとつだけ、今は違うなと思う言葉がある。「ブログ回帰」である。当時は、Twitterで発言しなくなってからそれほど経っていなかった。自分みたいな無名の一般人がネットで何か発信する手段として、ホームページ・掲示板→ブログ→SNSという時代の流れがあって、SNSをやる前は色々な人が書いたブログをよく読んでいた。Twitterでは、たいていその場で思いついた細切れの言葉を発信して、後から修正もできないわけだが、できればもっと時間をかけて考え、まとまった文章を書いて、載せた後にもじっくり推敲をしたいと思っていた。まどろっこしいスマホ入力ではなく、小学生の頃から慣れ親しんでいるキーボードで思いのままにガンガン打ち込みたかった。SNSの前によく見ていたブログのほうが、自分がやりたいことには合っていそうだった。それで、SNS目線から「ブログ回帰」と言った。現在の自分からその言葉はもう出てこない。

当ブログの「宇宙でひとりぼっち」というタイトルは、ジェフ・リンズELOの2015年作品「Alone In The Universe」の直訳である。デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」に出てくるトム少佐もそうだが、地球から遠く離れた宇宙船でひとりぼっち、地球には二度と戻らない、という状況に自分はなぜか憧れを持っている。当ブログには、そんな宇宙船からボトルに詰めた文章をぽんぽん放り投げるイメージで記事を載せている。このメッセージ・イン・ア・ボトルは、いつか誰かに拾われて読まれるかもしれないし、永遠に誰にも読まれずに宇宙空間を漂うだけかもしれない。自分はどちらでもよい。ここでやりたいのは、当ブログが存在しなければ自分の脳内にしかないものを、まとまった文章に書き出して宇宙に放り投げること。もちろん、それが誰かに届いて、ふーん、とでも思ってもらえればうれしい。

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一昨日のデスク。やはり庭のコスモスを片付けて花を瓶に差した。同じ季節には同じことをやる。

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