定点観測の梅、Help the Aged

今朝の散歩は別のコースに行くつもりだったが、梅の木の様子も何日か見ていないなと思い、そちらを通る方の道に足が向いた。秋晴れによく似合うコスモス、たくさん咲いている場所は至る所にあるけど、このコースで坂道を登り切ったところにあるコスモス畑が一番好き。斜面に咲いていて下から見上げる形になる。キバナコスモスが混ざっていて鮮やかなのが良い。

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登り坂を離れて、下りの階段を歩いていると、「ちょっと手伝ってもらえますか」と見知らぬおばあさんに声を掛けられた。手すりのない階段、自力では降りられないようで、手を貸してほしいという。長い階段を降りきって少し歩いたところにある美容院まで行きたいとのことで、美容院の前まで杖代わりになって一緒に歩いた。たしかに足元はおぼつかなくて、自分の腕に捕まる手も小刻みに震えていたが、話しぶりはしっかりしていて、目的地に着くまでずっと会話しながらゆっくり歩いた。美容院に行くことにしたはいいが、どうやってたどり着くか考えずに出てきたという。いい人が通りかかって良かったわあ、なんて繰り返し言われれば、こちらも偶然にいいタイミングで通りかかれて良かったと思う。散歩をしているとたまに、ごくたまにこうやって通りすがりにお年寄りのお手伝いをする機会がある。助けを必要としている見知らぬ人の力になれると、純粋に良いことをした気持ちになる。自分自身の利害に関係ないところで、そういう気持ちになれる機会はなかなかないものだ。逆に、助けが必要だったかもしれないのに何だか気後れして何もできなかった、ということがあると後々まで気にかかったりする。今回はうまく杖代わりになれてお話相手もできて感謝されたので、こちらも今朝は定点観測をしに行くことにして正解だったなあ、梅の木のおかげだな、と有り難さを感じながら、いつもの梅を眺めた。

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紅葉はまだ始まっていないが、葉はだいぶしおれてきて、黄色い葉も少し混ざり、夏の勢いはまったくない。秋分の日を過ぎてぐっと日が短くなってきた。6年前の10月初めにインドから日本に帰り、まず驚いたのは秋の日の短さ、真っ暗な夜になる時間の早さだった。毎年そのことを思い出す10月がすぐそこに近づいてきた。

今回記事のタイトルを考えていて、こんな曲あったなあと思い出した

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