Silver Sun「Original Girl」

シルヴァー・サンの新作「Switzerland」、さくっと楽しく聴けるのでもう何周か聴いた。聴けば聴くほど本当に良い作品で、嬉しくなってくる。中でも、前回記事で紹介した「Photograph」と双璧だと思うのが「Original Girl」。これもSoundcloudで先行公開されていたのをすでに聴いていて、いい曲だとは思っていたけど、アルバムの流れでたたみかけるようにこれが来ると、良さが倍増する。メロディー、コード進行、ヴォーカル&コーラス、ギターソロとその前後の少しセンチメンタルな展開、すべてが最高。


何と言っても、2分ちょっとですぱっと終わる短さがいい。まどろっこしいイントロも、長々とした間奏も余計な大サビもなし、一切の無駄を省いて言いたいことだけ詰め込んだ、めくるめく2分間。これが自分の一番好きな音楽。初期ビートルズのアルバムも、1枚14曲入っていてわずか30分台だった。「Switzerland」に並んでいる曲は長くて3分半、ほとんどが2分台(1分40秒の曲もある)。11曲で29分。元々このタイトルが付くはずだった98年の「Neo Wave」の良いところをぐぐっと凝縮、極限までそぎ落として30分にまとめてくれた感じがする新作。スイスだかどこだかわからないが、30分間は確実にどこかに連れて行ってくれる。やっぱり音楽はすばらしいと思う。

タイトルとURLをコピーしました