Sometimes It Snows In April

一昨日は少し積もるぐらい雪が降った。庭では、つぼみが出てきたチューリップが雪に埋もれ、次々と咲き始めた小松菜にも雪が。

IMG_20190410_122336 (2).jpg

4月の雪といえば必ず思い出すのはプリンスの「Sometimes It Snows In April」。だけどプリンスについては誰でも知っているような曲を知っているだけで、ずっと気になってはいたものの未だになかなか取っつけずにいた。自分はリアルタイムから現在に至るまで、80年代に主流だった音が受け入れられないのである。特に80年代後半のものはきつい。この曲は86年のアルバム「Parade」に入っていて、本来なら苦手な年代ど真ん中なのだが、この「4月の雪」はアコースティックなサウンドも含めて良い曲だと思う。4月の雪の朝にこの曲を思い出した勢いで、ついでにアルバムも聴いてみようと、Spotifyで「Parade」を頭から聴いてみた。このアルバム、苦手どころか本気で良かった。ここに入っているのは「80年代の音」というより「必要な音」それだけだった。究極までそぎ落とした、必要な音。そして「Kiss」の問答無用の格好良さ。30年以上の歳月を経た2019年にこの曲を聴いて、これは「プリンス的」な音として受け継がれ続けているエッセンスそのものだと自分は認識したし、きっとこれからも時代を超越して永遠に色あせない音楽だと思う。こんなのは自分などが言うまでもないことだけど。このアルバムは今後も繰り返し聴くだろう。ようやっとプリンスの取っかかりがつかめた。

プリンスの話をしたら全ジ連としてはこの演奏に必ず触れなければならない。


後半のギターソロでスポットライトを独占するプリンス、まさに神がかり的なパフォーマンスに耳も目も釘付け。テレキャスターを熱く弾きまくるプリンスを目配せとスマイルで「いいぞ、どんどん行け!」と励ますトム・ペティの姿もとても良い。二人ともあんなに早くこの世を去ってしまうなんて未だに信じられない。ギターを弾きながらプリンスを見守るダーニもジョージそっくりのいい笑顔だし、こんな素敵な「While My Guitar Gently Weeps」の演奏がこの世に残ったのはギターの神の計らいに違いない。そして、ステージを去る前にプリンスが真上に放り投げたギターはどこに消えたのか。この映像を何回見ても謎だし、これからもずっと謎のままにしておきたい。

タイトルとURLをコピーしました