るこう朝顔・Up, Up and Away

このブログを始めて一ヶ月ちょっと経った。園芸についてもここに書くつもりだったけど、まだ書けていなかった。借家の小さな庭で、大家さんが植えた樹木のすき間をやりくりしてちまちまと植えているだけなのだが、植物を育てるのが暮らしの大切な楽しみのひとつになっている。秋から冬に移り変わる季節、庭の植物は終息していく時期で、リアルタイムで書ける園芸話は少ない。ここは寒冷地で冬は本当に寒いので、植物を育てる楽しみがなくなってしまい、日当たりの悪い自部屋の寒さと相まって冬季うつ気味になってしまう(いや、ほんとに)。冬の間も育てている植物もあるけど、やはり春から秋のように盛んに成長して楽しませてはくれない。長い冬、どうやって楽しく過ごすかが近年の課題。

今年の庭で新しく育て始めて大成功だったのが、るこう朝顔。ずっと昔に一度育てたことがあって、鮮やかな赤い小さな花がたくさん咲いて気に入っていた。いつかまた育てたいと思っていて、近所のホームセンターで種を探してみたけど売っておらず、Amazonで買った。近所で育てているお宅も見かけない。6月の初めに種を手に入れて、さっそくまいたけどなかなか芽が出ず、保温のために不織布を掛けたら発芽した。6月でも気温が足りなかったらしい。7月の下旬にやっと本葉が育って、プランターと庭の地面の2箇所に植えた。

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夏になったらどんどん蔓が伸びてきて、軒下のプランターに植えたものは麻ひもを上に張ってみたら2階のベランダまで軽々と到達。地植えのものは電柱のワイヤーに絡ませてみたらはるか上まで行ってしまって「ジャックと豆の木」状態。そして9月に入ってやっと花が咲き始めた。

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9月、10月と、天にも届く勢いで毎朝真っ赤な花がたくさん咲いて、11月に入ってさすがに衰えてきたけどまだ咲いている。昔、アパートのベランダで育てていたときはこんなに凄いことにはならなかったと思う。上方向に蔓が伸びられるようにしておくと、どこまでも伸びる。横方向にも巻かせてみたけどそっちには展開しない。あくまでも上昇志向。

種もたくさんできている。こんなに旺盛な生命力なら野生化してあちこちに広がるのでは、と思うけど、どうもそうはならないみたい。近い種類にマルバルコウという植物があって、これはときどき道ばたで自生しているのを見かける。同じ形のオレンジの花を咲かせる。これを散歩中に見かけて、かつて育てていたるこう朝顔のことを思い出したのがそもそも育てるきっかけだった。

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道ばたのフェンスに絡む野生のマルバルコウ

るこう朝顔はこのマルバルコウとルコウソウの交配でできた園芸種だそうで、ハゴロモルコウソウ、モミジルコウともいうらしい。なぜモミジかというと、葉の形が切れ長でモミジに似てるからだろう。この葉の形がまた涼しげで素敵なのだ。秋になると赤茶色に紅葉もする。

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11月現在の姿。葉は茶色くなったけどまだ花が咲いている。種の入った実もたくさん。長く楽しませてくれてありがとう!

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