Year of the RAT (will be here again)

自分は子年生まれ。来年でとうとう4周である。ということは、もう一周すると還暦ということになる。還暦か……いや、さすがにまだそこまで思いを致すのは早すぎるのだが、自分は色々と無駄に先回りして心配する性格である。まあ干支一回り先のことは置いとくとして、目下の問題としては、とにかく寒すぎる。今朝は氷点下4度、元旦には氷点下6度まで下がる予報。何をするにも氷の冷たさを乗り越えなければならず、気力が出ない。近ごろは冬眠のことをよく思う。何も活動せず、何も思わず、何も消費せず、暖かくなって花が咲き始める春まで眠れたらどんなにいいだろう。身体も動かさず、感情も動かさず、物も動かさず。もちろん当ブログも春まで長期休載。

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先日カワセミがいた池、昨日の朝は結氷

しかし冬眠制を採用していない人類として生まれたからには、凍りつく冬の間も生活費を稼ぎつつ何だかんだと活動していかなければならない。クリスマスになっても首を絞められながら年内に納めるべきものは何とか納めたが、年越しの案件もあり、近年にしては珍しく来年の2月までスケジュールが入っている。有り難いことだ。暮れ正月、世間と一緒に休んだところで、やりたいことなど今は何ひとつ思いつかないし、正月休みが明けてもやること何もないかも、と漠然とした不安感に苛まれながらぼんやりしているぐらいなら、暮れ正月も仕事をしている方が全然ましである。

今年も例年と同じように、帰省ラッシュのニュースを横目で見ながら、年末つまんね、と回文を独りごちつつ、しんとした気持ちで過ごしている。来年はラットの年。いま自宅でオーバードライブを踏んだりはしないが、歪んだギターの音はしょっちゅう思い浮かべている。干支二回りほど前の自分は歪んだギターを日常的に弾いていて、その音がすっかり頭の中に取りついてしまった。静まりかえった暮れの日々にも、ディストーションやフィードバックの音は脳内のどこかで鳴っていて、頭の中の空洞をたしかに埋めてくれている。歪んだギターは自分の一部。アンプの電源を入れて傍迷惑な騒音を鳴らす必要はもうないのだ。

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