ビートルズ

音楽

松村雄策さんの「ハウリングの音が聴こえる」を読んで「All My Loving」についてあれこれ考える

この世に「完璧な2分間」というものが存在するならば、自分にとってはビートルズの「All My Loving」をイヤホンで集中して聴いているとき、あるいは「All My Loving」という曲そのものである。先日、松村雄策さんの11冊目の新著...
全ジ連

ハーモニーの人、ジョージ:The Beatles「This Boy」2023年ミックスほか

昨年は、ビートルズのかつては定番だったベスト盤、通称「赤盤・青盤」の新装版が出た。1962~66年のベストである「赤」には、ジャイルズ・マーティンによる2023年ミックスがずらりと並ぶ。最新AI技術による初期楽曲の再構築。自分はYouTub...
音楽

The Beatles「Words Of Love」(公式YouTubeミュージックビデオ)

ビートルズが今年のグラミー賞を受賞したという。といっても、当ブログに記事を上げて以来、もはや一度も聴いていないあの「新曲」のことではなくて、2022年11月に公開されていた「I'm Only Sleeping」の映像がベスト・ミュージック・...
全ジ連

「Dig A Pony」の公式映像:ビートルズのルーフトップ・コンサート、55周年

昨日になってしまったけど、1969年1月30日にアップル本社ビルの屋上で行われたビートルズ最後のライブ、通称ルーフトップ・コンサートが55周年を迎えた。5年前、50周年のときにも当ブログはあったので、記念する記事を書いた(ビートルズのルーフ...
音楽

寒い夜にフィッシュマンズ「Corduroy’s Mood(気分はコール天)」を聴く

自分はフィッシュマンズの真面目なファンとは到底言えない。このバンドに出会った頃、リアルタイムでの最新作は「Neo Yankees Holiday」あたりだったと思うけど、初めて聴いたのは図書館で借りた「Corduroy's Mood(気分は...
訳詞

訳詞:John Lennon「Crippled Inside」

今年は、11月29日(日本時間30日)にも、12月8日(同9日)にも、当ブログに記事を書くことができなかった。文章を書く意欲がまったく湧かないのである。その埋め合わせというわけでもないのだけど、昔から大好きな「Crippled Inside...
音楽

「Now And Then」を20回聴いて:ビートルズは本当にAマイナーで終焉するのか

ビートルズの「最後の新曲」であるという「Now And Then」。日本時間11月2日23時の公開時間を待って何度も聴いたし、CDやレコードは買ってないけどダウンロード購入はした。この2日間ほどで20回ぐらいは聴いただろう。近ごろは自分の精...
音楽

1987年のビートルズ初CD化についていけなかった話

(※昨年の夏に一度投稿して短時間だけ公開した後、気が変わって没にした記事の再掲です) 当ブログに書き残しておきたいと前々から思いつつ、なかなか取りかかれないでいたトピックのひとつが、1987年にビートルズの全音源がアナログレコードからCDに...
音楽

The Beatles「Beatles VI」

今月は当ブログの記事がろくに書けない。精神的にも時間的にも余裕がなさすぎるのだ。もうすぐ前回記事から一週間経つし、何かさらっと書きやすいものを書いてしまおう。となると、今の状態で書けるのはビートルズ話しかないのである。昨晩聴いたアルバムのこ...
訳詞

訳詞:George Harrison「All Those Years Ago」(過ぎ去りし日々)

今日はクリスマス。今年もあと一週間で終わってしまうけど、ジョージの「過ぎ去りし日々」の訳詞は12月中にやるべきだと今朝思い立った。ジョージが心から尊敬するジョンへの追悼歌ながら、ひとつも湿っぽくならないのがジョージのやり方である。自身の追悼...