2022-10

音楽

ベースはやっぱりポールだった:The Beatles「She Said She Said (Take 15 / Backing Track Rehearsal)」

ビートルズの「Revolver」スペシャル・エディションで聴けるようになった未発表音源の数々を、とりあえずYoutubeでつまみ食いして楽しんでいる。こういうものが出てくる限り、生き続けている価値があるというものだ。ネット時代になって、根掘...
園芸

父の農園で150本の玉ねぎ苗を植え、庭ではヘブンリーブルーのつぼみが

自分が現在いる土地に遠くから引っ越してきた主な理由は、緑内障を患って視力が低下している父の農園を手伝うことだった。数年内に失明するかもしれない、とまで言われていたけど、進行を遅らせる手術を受けたことが功を奏したようで、現在も特に支障なく趣味...
音楽

先行公開の未発表バージョンを聴いた:The Beatles「Got To Get You Into My Life (Second Version / Unnumbered Mix)」

何だか今月はビートルズ話ばかりだけど、近日公開の「Revolver」スペシャル・エディションで初めて聴けるようになる未発表バージョン集から、「Got To Get You Into My Life (Second Version / Unn...
訳詞

訳詞:Bob Dylan「If You See Her, Say Hello」(彼女にあったら、よろしくと)

恋人とのつらい別れから立ち直れない男が、痛切な後悔を吐露しながらどうにかプライドは捨てまいとしている歌。ここまで感情をむき出しにして歌うディランは珍しいと思う。特に「彼女に僕のためのキスを」のくだりの歌い方は、聴いていていたたまれなくなって...
音楽

「Meeting The Beatles in India」を映画館で観た

先月の秋分の日に、「Meeting The Beatles in India」を映画館で観てきた。もう10月も後半に入り、秋分の日からはだいぶ時間が経ってしまった。観てからすぐに感想を書きたいところだったけど、その日の夜に映画とは関係ない用...
訳詞

訳詞:The Beatles「Taxman」

何十周年記念の区切りとは関係なしに唐突な感じで今月末頃に出ることになった、ビートルズの「Revolver」スペシャル・エディション。自分は遠巻きに眺めている。とりあえずYoutubeでも音が聴けるのなら、まずは有り難く聴かせてもらう。「Ta...
日記

No one I think is in my tree、その2

松村雄策さんの新刊が今月下旬に出る。もうAmazonで予約注文してあって、届くのをとても楽しみにしている。闘病中にタイトルを決め刊行を進めていた10冊目のエッセイ集とのことで、そのタイトルが「僕の樹には誰もいない」だという。個人的にはとても...
音楽

私を構成する3本のカセット:ソニー・ビッグ・スペシャル「懐かしのポップス リクエスト120 現代ヤングのエバーグリーン」

音楽は小さい頃から好きだった。物心つく前となると断片的な記憶しかないけど、リアルタイムで流行した歌謡曲の明確な記憶は1977~8年頃から始まる。当時の自分は5~6歳で、幼稚園に通っていた。全盛期のピンク・レディーが次々と放つ、キラキラしたヒ...
日記

New slang when you notice the stripes(もしくは、にゃーん)

10月は節目の月。インドから帰国して日本での暮らしを始めたのが8年前の10月、当ブログを立ち上げたのが4年前の10月である。当然、8年前までと比べて今の暮らしはがらりと変わったし、4年前までは存在しなかった当ブログが、今の自分にはとても大切...
訳詞

訳詞:The Zombies「A Rose For Emily」(エミリーにバラを)

ゾンビーズの「A Rose For Emily」の題名が、「エミリーに薔薇を」という古いアメリカの小説から取られていることを、自分は最近まで知らなかった。その小説を読んだことは今のところないけど、紹介文には「名家の老嬢エミリーの死後、閉ざさ...