2020-01

音楽

「Un Poco Loco」と「Cleopatra's Dream」

自宅でテレビは受信できないのだが、おすすめしてもらってネット視聴しているドラマがある。「心の傷を癒やすということ」というNHKドラマ。25年前の阪神淡路大震災のときに被災者の心のケアに奮闘されたという精神科の先生がモデルになっている。まだ震...
音楽

Bud Powell「Tempus Fugit」

ここ最近、当ブログに記事を上げては消すことを繰り返している。いまは個人的に何かと不安定なときを過ごしていて、ブログに関してもあれこれと迷走の日々である。本来、宇宙でひとりぼっちなおれが、メッセージ・イン・ア・ボトルをぽんぽん投げ続けるだけと...
音楽

Teenage Fanclub「I Heard You Looking」

1995年、「Grand Prix」を出した当時のTFCはおそろしく多作だった。アルバムからのシングルカット3曲はすべて2バージョンずつ出され、それぞれにアルバム未収録のカップリング曲が3曲ずつ。それだけでアルバムがもう一枚作れるほど。「G...
日記

インド日記2007年1月:計画停電の郊外で見た星空(とUFO)

この小旅行のことは今でもよく覚えている。インド生活を立ち上げてまだ間もなかった。喧噪の大都会で新生活に慣れるのに精一杯だった日々がひと段落した頃で、とてもゆったりとした空気が流れる郊外で自然に囲まれて楽しく過ごせた。持参したギターでボリウッ...
音楽

「Help!」の当初のタイトルは「Eight Arms To Hold You」、ではなかった

ビートルズ2作目の映画「Help!」(4人はアイドル)の仮題が「Eight Arms To Hold You」だったのは有名な話。ビートルズ4人で8本の腕があなたを抱きしめる。このあまりスマートとはいえないタイトル、映画の制作側が考えたもの...
園芸

定点観測の梅、雪の幻

昨晩、雪が降っていたとは知らずに寝ていたが、朝起きたら庭は雪景色だった。朝食後、少し外に出て近所の里山を眺めると、普段とはまったく違う白い世界。ここは寒冷地だが積雪は多くない。とくに今年は暖冬。何だか居ても立ってもいられなくなって、景色を見...
音楽

グランダディの新曲「R.I.P. Coyote Condo #5」がとても良い

グランダディは2000年の「Sophtware Slump」が出た頃に知って、とても好きだったバンド。例によって最新音楽情報には疎いので、去年の暮れに新曲を出していたことは知らなかった。昨晩はじめてSpotifyで見つけて、聴いてみたらとて...
音楽

AMラジオで出会った「And I Love Her」

何度か書いたけど、自分がビートルズの音楽を知ったのは父がFMラジオの特集番組をエアチェックしたテープからだった。そういう番組でかかるのは代表曲や特に人気のある曲に限られる。中学生になる頃にはそのテープに入っていた曲群もさんざん聴き尽くしてし...
園芸

真冬の花を探せ

この季節は朝の散歩もあまり楽しくない。元々寒いと気分が落ち込む上に、今年の冬は冷え具合が中途半端でかえってしんどい。どうせ冷えるなら記録的な寒さ、窓の外には林檎売り、氷の世界が見たいのに。道ばたの植物に目をやっても枯れ草ばかり、今はめでる花...
音楽

Red Garland「Nobody Knows The Trouble I've Seen」

昨年暮れに書いた「誰も知らない私の悩み」という曲についての続き。50年代に活躍したジャズピアニスト、レッド・ガーランドの演奏について書きたくなった。 自分はそれほど熱心なジャズの聴き手ではないし、ジャズの理論やギター奏法も興味はあるけど、勉...