2019-12

日記

Year of the RAT (will be here again)

自分は子年生まれ。来年でとうとう4周である。ということは、もう一周すると還暦ということになる。還暦か……いや、さすがにまだそこまで思いを致すのは早すぎるのだが、自分は色々と無駄に先回りして心配する性格である。まあ干支一回り先のことは置いとく...
日記

インド日記2007年12月:タブラ試験

インド在住当時は音楽学校に通ってインド古典音楽の打楽器タブラを習っていた。タブラはインド古典以外でもビートルズの「Within You, Without You」をはじめ色々な音楽に使われているし、最近は日本でもわりと知られるようになってき...
全ジ連

ジョージ・ハリスン帝国の謎

「Extra Texture」の邦題がなぜ「ジョージ・ハリスン帝国」なのか。少なくともネット上でこの謎に答えてくれる情報にはいまだにお目にかかったことがない。考え始めるとしばらく考え込んでしまうトピックで、クリスマスイブの昨晩も布団の中で寝...
音楽

「Merry Xmas Everybody」を西友で聴いたことがあるかい

西友の店内BGMの選曲については当ブログで何度も話題にしているが、クリスマスの時期にも毎年、ひと味もふた味も違う選曲のクリスマスソングがかかっていた。最近は西友に買い物に行くことがめっきり減ってしまい、BGMプレイリストの公開も終わってしま...
日記

誰も知らない私の悩み カワセミは知っている

「Nobody Knows the Trouble I've Seen」はいわゆる黒人霊歌のひとつで、何かといえば自分の脳裏に浮かんでくる大事な曲。誰も知らない私の悩み。イエス様だけが知っている、と歌われることも多いようだが、自分がよく聴く...
日記

あおいちゃんが来てくれて、だいたい半年

今年の6月下旬にうちにやってきたあおいちゃん。あれからだいたい半年、季節はめぐり、生まれてはじめての冬を過ごしている。11月を過ぎると氷点下に凍りつく寒冷地、密閉性も十分でない古い木造住宅で震えながら暮らしているが、あおいちゃんはまったくめ...
訳詞

訳詞:Teenage Fanclub「The Darkest Part Of The Night」

TFC来日公演を観たのが今年2月のこと。何だか今年の出来事とは思えず、ずいぶん前のような気がする。あのライブの一曲目に演奏されたのが「The Darkest Part Of The Night」だった。近年のノーマンでは一番好きな曲だったの...
音楽

Simon & Garfunkel「The Boxer」

S&Gの「The Boxer」について最近はよく考えている。こういうあまりにも広く知られている曲は、出会う前からすでに脳内にすり込まれていて、出会いの衝撃のようなものはまったく記憶になく、あらかじめ「こういうもの」として何となく当たり前に受...
日記

戦争どころではない~中村哲医師の「天、共に在り」を読んで

中村哲医師の自伝、「天、共に在り」がNHK出版から無事届き、二晩で一気に読んだ。最初と最後に書かれている文章が、自分の胸に直接すとんすとんと落ちてきて刺さる。これは、当ブログで感想だのレビューだの軽々しく書けるようなものではない。今の段にな...
音楽

「California Girls」のコード進行が胸を締め付ける

ビーチ・ボーイズの「California Girls」は、全米各地の女の子について歌っただけの、彼らのヒット曲の中でも最大級に能天気な部類に入りそうに見える。しかし歌詞をよく読むと、アメリカ東海岸、南部、中西部、北部と各地の女子たちを賛美し...