2020-04

音楽

Silver Sun「Original Girl」

シルヴァー・サンの新作「Switzerland」、さくっと楽しく聴けるのでもう何周か聴いた。聴けば聴くほど本当に良い作品で、嬉しくなってくる。中でも、前回記事で紹介した「Photograph」と双璧だと思うのが「Original Girl」...
音楽

7年ぶりの新作:Silver Sun「Switzerland」

シルヴァー・サンは1stアルバムが出た頃に知って非常に気に入り、2ndの「Neo Wave」は1998年の発売時に購入。当時はかなりの勢いで聴いた。ビーチ・ボーイズばりのコーラスを多用して徹底的にポップに爆走するのに外向性を一切感じさせず、...
訳詞

訳詞:Hank Williams「I'm So Lonesome I Could Cry」(泣きたいほどの淋しさだ)

寂寥感や絶望を長調のメロディーで歌う、自分が一番好きなタイプの曲。歌詞をちゃんと読んでみたらとても美しかったので訳してみた。 淋しい夜鷹の鳴き声を聴いてごらん 飛べないほどの憂鬱な声だ 夜汽車は沈んだ音ですすり泣く 泣きたいほどの淋しさだ ...
日記

インド日記2011年4月:異国の新居で大震災を思う

2011年3月11日に起きた大震災を受けて翌月に書いた日記。もと暮らしていた場所で大きな苦難が起きているのに、自分は別の安全な場所にいて共有できないもどかしさを書いている。2020年4月現在、今度は世界中で同時に感染症という苦難が起きている...
日記

また同じ花が咲いて、一年目の命日だった

昨日は老猫様の命日。亡くなった後、この日を迎えるのは初めてのこと。21年間ずっと一緒に暮らしてきた猫である。特に命日でなくても、天国にいる老猫様には毎日のように話しかけているけど、やはりこの日が巡ってくると特別に偲ばずにはいられなくなるのだ...
音楽

「Dear Landlord」の謎のコードを解明してみた

本来なら東京でディランのライブを観ていたはずの日曜夜、ふつうに自部屋で夜中まで仕事をして、寝る前の休む時間にはディランのレコードをかけた。別にライブが観られなかった悔しさを紛らわしたいというわけでもなく、普段からよくかける「John Wes...
園芸

忘れていた忘れな草が庭で咲いていた

毎日が安らげない日曜日のような日々だが、雨の土曜日から一転していい天気になった今日はわりと日曜日らしい気分になり、長めの散歩に出て自宅に戻って庭の草むしりなども少し。チューリップが次々に開いてきて、すっかり春の庭になっている。昨年は全然出な...
音楽

Nirvana「Do Re Mi」

毎年4月になるとニルヴァーナとカート・コバーンのことは思い出すが、なかなか文章にすることができない。19歳の頃に出会って、22歳になるちょっと前、1994年の4月に突然の終幕を迎え、そのまますべてが自分の中では凍結されてしまった。世代的にあ...
園芸

定点観測の梅、花びらは散って若葉の準備

あらゆる種類の桜が咲き誇り、庭のチューリップも開花し始め、花の季節真っ盛り。いつもの梅の木は一足早く花の時期を終えて、真っ赤ながくを残すのみになっている。この赤っぽい梅もまた、一年のうち今しか見られない姿。 上の写真の右下に、よく見ると緑色...
音楽

The Rolling Stones「Sittin' On A Fence」

ストーンズについて当ブログではあまり書いていない。個人的にはわりと複雑な思いがあるバンドである。高校生時代は60年代ストーンズが大好きだったけど、リアルタイムで接した「Steel Wheels」はあまり気に入らなかった。来日公演も観てない。...