大雨が降ってやみ、熱が出て下がった週末

梅雨入り宣言からしばらく、梅雨とは名ばかりの爽やかな日々が続いた後、先週は雨降りの日が多くなり、週末はとうとう梅雨が本気を出してきた。土曜日の未明には相当な量の降水があったようで、うっすら目覚めた明け方にはかなり大きな雨音が耳に入ってきた。早朝6時前には、スマホから土砂災害警報が鳴り響いて叩き起こされた。せっかく遅くまで寝ていられるはずだった土曜日の朝。その警報は自分が住んでいる地域とはひとまず関係なさそうだったので、自宅そばを流れる川の状況をスマホで注視しながら、そのまま横になっていた。自宅周辺に土砂災害のリスクはないけど、もし川が溢れるほどの災害級豪雨になれば浸水のリスクはあって、ことによっては避難しなければならない。幸い、雨のピークは眠っている間に過ぎていたようで、一時は身構えたけど何事もなく終わり、ほっとした。同じ朝に熱海で起きた土石流災害のことは本当に痛ましい。

大雨警報騒ぎであまりよく眠れなかったけど、しばらく横になったのち起きて朝食。悪天候が一段落したら、次はどうも自分の調子がおかしい。明け方からお腹の具合が良くないのである。前の晩にアチャール(トウガラシや未熟なマンゴーなどをたっぷりの油やスパイスで漬けたインド式漬物)を食べ過ぎたのが悪かったのか。インド食でお腹を壊すなんて、かつての自分ならまず考えられなかったことだが、やはりカレーなる加齢には勝てないのか……と初めは思ったのだが、どうも腹下しだけでなく全体的にだるさがあって体調が悪い。熱を測ってみれば37度3分と、平熱の低い自分にしては高い。布団に直行して、土曜日はほとんど寝て過ごした。一番高いときで38度と大した高熱は出なかったけど、体がぐったり疲れてよく眠れた。翌日曜日に熱はだいたい下がり、少し仕事をしたりしたほかは安静にしていた。月曜日も、庭に出て少しだけ?植物のお世話をしたほかは、家の中で仕事をして過ごした。火曜日の今日は平常の平熱、父の農園に出かけて収穫をどっさり分けてもらい、東京に帰る父を駅まで送った。まだ病み上がりで、ちょっと活動すればいつもより余計に疲れてしまうけど、土~月の3日間ゆっくりして体調は戻ったようだ。

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今朝会った父はコロナワクチン2回目の接種を終えたばかり、副反応も何もなかったようでいつも通り元気な様子。元々土曜日に会う予定だったのだけど、悪天候で日曜日に延びて、さらに自分の体調不良のため今朝になった。日曜日の朝、熱が出たので行かれない旨を父に伝えると、「それは風邪なのか?」と聞かれた。明らかに「別の何か」を心配している口調だったけど、もちろんそんなものにはかかっていない。こういう原因のよく分からない突発的な体調不良は、自分には何年かに一度の周期で起こる恒例のもの。たいてい、3日も寝ていれば治る。今回もまったく同じだ。それにしても、たまにしか起きない体調不良と大雨警報が同時に重なったのは、ちょっと恐ろしかった。避難所に行かなければならない状況でタイミング悪く熱まで出てしまったら、一体どうすればいいのか。こんなケースも想定して備えておかなければならないんだなあ。今回も大事に至らずに済んで何よりだったけど、いつまでもこんな風に運良くやり過ごせるとは思っていない。

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