インド日記

日記

インド日記2008年10月:オートのいない昼下がり

寒冷地への出戻り引っ越しをして、3月下旬なのに朝は氷点下6度まで下がったりしている。今朝は起きて窓の外を見るなり突然の雪景色にびっくり。お彼岸過ぎてこんなに冷え込む朝に「暑い暑い」が書き出しのインド日記を投稿するのだが、本当にヤドカリのよう...
日記

インド日記:ダルミストからポメロを買う

久々にインド日記を当ブログに載せる。自分がインド生活をしていた当時、サーバーを転々としながらインド生活ブログを書いていて、そのうちの一つ、もうサービス終了で消えてしまったブログの下書きのテキストがハードディスクから見つかったのだ。読み直して...
日記

インド日記2013年6月:久しぶりに朝の古典音楽コンサートを観に行く

最近、ムンバイの何でもない街路をただただ車で流す運転席目線の映像、というのをよく観ている。ナレーションも場面転換もなく、基本的に似たり寄ったりのごみごみした街の風景が続くだけなのだが、ムンバイの地べたをあちこち這い回りながら日々暮らしていた...
日記

インド日記2011年9月:インドの滝には車ごと打たれる

日本では「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、ムンバイの人々は「雨はガナパティ祭りまで」と、象の神様ガナパティ(ガネーシャ)のお祭りが雨期の終わる区切りと考えていた。例年、ムンバイでガナパティ祭りが行われるのは9月頃。今年のムンバイも、今は10日...
日記

インド日記2012年7月:雨期はドライブの季節

久々にインド日記を載せる。今日からちょうど9年前、2012年7月23日付けのもの。この時期のムンバイは、4~5月の酷暑期を抜け、雨が多くて涼しいモンスーンの季節に入っている。郊外にドライブに出れば、夏は茶色く乾いていた大地が久しぶりの雨で息...
日記

インド日記2011年2月:新居が決まる

春に引っ越す新居が先週決まって、諸々の手続きや手配を始めている現在の自分だが、今からちょうど10年前にも、ムンバイで2つ目に暮らした部屋の入居が決まっていたようだ。インド生活の終わりまでその部屋で暮らすつもりだったが、徐々に暮らしづらくなっ...
日記

インド日記2010年11月:引っ越すべきか、引っ越さざるべきか

この日記を書いた頃は、インドで当時住んでいた古いフラットが近いうちに取り壊されそうだということで、近辺で引っ越し先を探し始めていた。暮らしていた地域も物件もとても気に入っていて引っ越したくはなかったが、建物がボロすぎることは明らかだった上に...
日記

インド日記2006年10月:どこにいようと日常は流れる

インドから帰国して今日で6周年である。あちらの日常からこちらの日常に移って6年。今から14年前、東京での日常を離れてインドでの日常生活の立ち上げに苦労していた頃は、少し落ち着いたところで早速ホームシックにかかり、Google Earthで東...
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インド日記2012年9月:2階建て長距離列車のデビューを目撃

この日記に書いた映画館駐車場のそばにあった踏切のことはたまに思い出す。ローカルと長距離のさまざまな路線が何本も併走する区間で、ひっきりなしに多種多彩な列車が行き交い、ときどき自宅からスクーターに乗って鉄道を眺めに行った。昼間は完全に開かずの...
日記

インド日記2013年7月:ナーシクのワイナリーで山梨にいる気分になる

日本にいても、ふとした場所でインドの光景を思い出すことがよくある。人工物の少ない場所では特にそうだ。山道などを車で走っていると、ここはプネ近郊で何度か走った山道を思い出す、ここはゴアに抜ける途中に通ったカルナータカ州のあの道そっくりだ、とイ...