初めての睡蓮の花が咲き、八町きゅうりは収穫間近

6月も半ばに入り、庭の動きがとても活発になってきた。世話をしている人間は相変わらず不調から抜けられずに息も絶え絶えなのだが、庭の方ではそんなのまったく関係なしに成長・繁殖を元気に繰り広げてくれるのは実に有り難い。まず何といっても、今朝は睡蓮の初めての花が咲いた。

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今週に入って、つぼみが水面から顔を出すようになり、いよいよ近いうち咲くかも、と思っていたけど、本当にそうなったら、もう咲いたのか!と何だか驚いてしまった。小さな白い睡蓮の花、なんと可憐、なんと美しい。蓮鉢で自分が育てている水生植物の花が咲いたのは、これが初めてなのだ。当ブログを始めた2018年(5年前、もうそんなに前なのか)には、種から発芽させた蓮を育てるという試みをしていて、その頃に買った蓮鉢である。その蓮は結局咲かせられずに終わったけど、こんなに簡単に睡蓮の花にお目にかかれるとは、市販の苗から育てるのはほんとに楽である。でも、土作りは適当ながらも自分でやったので(昨年の蓮鉢に入れていた荒木田土と、赤玉土を混ぜて練った)、同じ作り方で蓮もまたやってみたら、あわよくば、と淡い期待はしている。

蓮鉢につきもののメダカは、稚魚がものすごい数になっていて、もう数えることはとうの昔に放棄している。これだけ増えても、経験から言ってメダカはいつの間にか自然淘汰されてしまうので、飼育崩壊にはならないと思う。しばらく成り行きに任せて様子を見る。大小さまざまな子メダカがぴんぴんと元気に泳いで、激しく追いかけっこなどしているのを眺めるのは本当に心が癒やされる。子メダカも大きくなってくると、さらに小さな稚魚を食べてしまうので、徐々に稚魚専用鉢から親と一緒の鉢に戻していくつもり。

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小さすぎて見づらいけど、この写真に何匹の稚魚が写っているのか見当も付かない。白いつぶつぶは、メダカのえさ。

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見事な大量繁殖を決めてくれた白メダカたち

そして、八町きゅうり。初収穫間近。写真を載せれば、もう何も言うことはない。一か月半前の危機を乗り越えて、本当によく育ってくれた。

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意外にも、半日陰で育てているキュウリの実が一番早く大きくなった。日当たりが少なくて葉や茎の成長が鈍い分、種を作ることを優先するスイッチが入るのだろう。

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日当たりのよい南西側でも次々と有望なキュウリがなり始めた。本格的な暑さになる前に収穫が十分に楽しめそう。背後のあじさいも花盛りで、とても綺麗。

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